Python国際学会、ぽつんと「量子」 分野融合こそ重要に
量子コンピューターの実用化には量子デバイスやアルゴリズムだけでなく、利用者に提供するための基盤ソフトウエアが欠かせない。その開発には、クラウド環境やオンプレミスでのシステム構築・監視・運用など、ソフトウエア開発の幅広い知識が必要になる。筆者が参加した国際学会の様子を報告する。 連載「量子ソフト新展開」では、大阪大学量子情報・量子生命研究センター(QIQB)の研究員たちが量子業界の動向や国際学会の様
「メモリー中心チップ」「大気安定超電導体」 海外動向
「グローバルウオッチ」では海外企業・研究機関の最新動向をダイジェスト形式でお届けします。 今回のラインアップミシガン大、将来の宇宙望遠鏡に向けメモリー中心型チップを設計MITなど、大気安定な極薄超電導体をウエハースケールで作製Dウエーブ、誤り訂正効率を高める「2量子ビットもつれゲート」実証KAIST、大容量バナジウム電池電解液の製造時間67%短縮グーグル系、熱帯サイクロン予測の猶予時間を1日延ばす
東京理科大など、磁性体構造の探索AI 設計自由度が拡大
東京理科大学などの研究グループは、説明可能AI(人工知能)を用いた設計探索手法で優れた特性を持つ新規マグノニック結晶を発見した。複雑なナノ構造の選択肢から自律的に構造ゆらぎを設計し、従来構造を大幅に上回るマグノニック・バンドギャップを持つ構造を導き出した。従来のスピン波デバイス設計の自由度を大きく広げる研究成果で、次世代AIデバイスや量子コンピューティング技術への応用が期待される。 筑波大学や横
IBM「量子優位性の時代に入った」 成果一挙3本の中身
米IBMなどの研究チームは、量子計算が古典計算の性能を上回る量子優位性(Quantum Advantage)を実証した研究成果を一挙に3件発表した。古典計算による検証が困難な複雑な問題でも、量子コンピューターの計算結果の信頼性を検証できる手法を新たに開発した。より実用的な科学・産業ツールとして量子コンピューターを利用しやすくなりそうだ。 この記事の3つのポイント・IBMが「量子優位性」の論文を一挙
「自律動作のSi量子チップ」「SiN素子小型化」 海外動向
「グローバルウオッチ」では海外企業・研究機関の最新動向をダイジェスト形式でお届けします。 今回のラインアップIBMが買収表明したHRL研究所、自律動作のSi量子プロセッサーキューテック、Siチップ上の量子ビット移動でパリティー検査実証ハーバード大など、光回路向けSiN素子を500分の1に小型化釜山大学校など、温熱原子と量子ドット間で2光子干渉を実証仏エコール・ポリテクニークなど、THz領域でフォト
「配線にナノワイヤ」「IBMがSi量子ビットも」 海外動向
「グローバルウオッチ」では海外企業・研究機関の最新動向をダイジェスト形式でお届けします。 今回のラインアップコーネル大、銅配線代替候補に「薄くなるほど導電性高まる」ナノワイヤIBMがSiスピン量子ビット技術も取り込み、米HRL研究所を買収へKAIST、EV電池の火災防ぐ非破壊検査技術サクソンQ、室温動作のダイヤモンド量子コンピューター商用化NAND需給逼迫は27年後半に緩和、トレンドフォース予測
日立が量子、インテルの半導体技術18Aで 計画は2段階
日立製作所がシリコン量子コンピューターの実用化に向けて、米Intel(インテル)との連携を強化する。半導体技術をベースとしたシリコン量子ビットを安定動作させる技術を強みに、量子チップの設計やパッケージ技術を開発する。2028年度に100量子ビット、2030年度に1000量子ビット規模の試作機の実現を目指す。 量子チップ製造に18Aプロセス シリコン量子コンピューターは既存の半導体製造技術を活用で
「飛ぶと消えるドローン」「AIが3D空間構築」 海外動向
「グローバルウオッチ」では海外企業の最新動向をダイジェスト形式でお届けします。 今回のラインアップノースウエスタン大、飛行中に「消える」ドローンimecとディラック、CMOSプロセスで8量子ビットアレイMITとトヨタが3D環境構築AIエージェント、ロボット訓練にマイクロソフトが3Mの光接続技術「EBO」採用、AI導入支援もノード・クアンティック、SPAMエラーを0.1%未満に低減 ノースウエスタン
imecのCEO「AI半導体の演算効率10倍に」 微細化は頭打ち
半導体研究機関のベルギーimec(アイメック)最高経営責任者(CEO)のPatrick Vandenameele(パトリック・ヴァンデナメーレ)氏は、AI(人工知能)の進化を継続するためには半導体に新たな技術革新が求められると述べた。3次元(3D)化や光電融合がその鍵を握るとした。 ヴァンデナメーレ氏は日経BPが2026年6月30日に開催したイベント「CTOが技術の未来を語り合う R&D
「振動に量子情報保存」「連分数でAI軽量化」 海外動向
「グローバルウオッチ」では海外企業の最新動向をダイジェスト形式でお届けします。 今回のラインアップETHが振動メモリーによる新量子アーキテクチャー、記憶容量を大幅に拡大IBMが連分数による新AIアーキテクチャー、パラメーター削減で効率化シールSQとGFが提携、耐量子暗号と量子半導体を共同開発パラセールとdマトリックス、GPUと専用チップでAI推論高速化豪機関が可搬型量子光源、GNSS妨害対策へ量子