コンテンツにスキップ

横浜FCシーガルズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
横浜FCシーガルズ
原語表記 横浜FCシーガルズ
呼称 横浜FCシーガルズ
クラブカラー    [1]
    水色[1]
   [1]
創設年 1982年
所属リーグ 日本女子サッカーリーグ
所属ディビジョン なでしこリーグ1部
ホームタウン 神奈川県横浜市
ホームスタジアム ニッパツ三ツ沢球技場
神奈川県立保土ケ谷公園サッカー場
収容人数 15,454(ニッパツ)
584(保土ケ谷)
運営法人 一般社団法人横浜FCスポーツクラブ
代表者 奥寺康彦
監督 日本の旗 石田美穂子
公式サイト 公式サイト
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ
一般社団法人横浜FCスポーツクラブ
設立 2012年6月1日
所在地 神奈川県横浜市保土ケ谷区川島町646番地2
北緯35度27分53.7秒 東経139度34分6.5秒 / 北緯35.464917度 東経139.568472度 / 35.464917; 139.568472座標: 北緯35度27分53.7秒 東経139度34分6.5秒 / 北緯35.464917度 東経139.568472度 / 35.464917; 139.568472
法人番号 4020005010402
主要人物 奥寺康彦(代表理事)
活動地域 横浜市
主眼 地域住民の心身の健全な発達及び横浜における市民のスポーツ文化振興、地域社会への貢献
活動内容 健全な心身の育成、健康維持増進、競技者及び指導者の育成強化及び国際交流
活動手段 サッカーを軸とした各種スポーツ教室や幅広い市民スポーツへの参加機会と場所の提供
ウェブサイト https://www.yokohamafc-sc.com/
テンプレートを表示

横浜FCシーガルズ(よこはまエフシー シーガルズ、Yokohama FC Seagulls)は、神奈川県横浜市をホームタウンとする、日本女子サッカーリーグに所属する女子サッカークラブである。

横浜FCスポーツクラブが運営するトップチーム「ニッパツ横浜FCシーガルズ」と、横須賀シーガルズFCが運営する下部組織が、日本サッカー協会の制度上の同一クラブを構成している。

概要

[編集]

前身は1982年に設立された横須賀シーガルズFCの女子トップチーム「横須賀シーガルズFC」。2006年7月18日に「特定非営利活動法人横須賀シーガルズ・スポーツクラブ」として法人化した。

2013年2月、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟する横浜FCを運営する株式会社横浜フリエスポーツクラブの関連法人である一般社団法人横浜FCスポーツクラブと業務提携を結び、横須賀シーガルズFC女子トップチームは横浜FCシーガルズに名称を変更した。

なお、女子社会人トップチームの管理・運営面は活動拠点を横須賀市から横浜市に移した上で横浜FCスポーツクラブが行い、下部組織はNPO法人の横須賀シーガルズスポーツクラブが運営する事が決定した[2][3]

2014年11月に開催された「チャレンジリーグ参入チーム決定戦」に勝利して2015年度からの日本女子サッカーリーグのチャレンジリーグへの参入が決定した[4]

2015年はチャレンジリーグEASTで優勝、プレーオフ3位で入替戦に進出。福岡J・アンクラスとの入替戦を2戦合計2-1で制し、なでしこリーグ2部に昇格した。

2016年から日本発条とのスポンサー契約締結に伴い、チーム名をニッパツ横浜FCシーガルズに改称[5]

年度別成績・歴代監督

[編集]

横須賀シーガルズ/横須賀シーガルズレディース/横須賀シーガルズFC

[編集]
年度 チーム名 リーグ チーム数 試合数 勝点 得点 失点 得失点差 順位
1999 横須賀シーガルズ 神奈川県1部 9 8 18 4 2 2 12 7 5 4位
2000 10 9 33 8 1 0 34 4 30 2位
2001 10 9 28 7 0 2 48 11 37 2位
2002 10 9 32 8 0 1 73 11 62 優勝
2003 10 9 28 7 0 2 47 12 35 2位
2004 10 9 33 8 1 0 29 8 41 優勝
2005 横須賀シーガルズレディース 10 9 4 1 0 7 5 31 -26 9位
2006 神奈川県2部 7 6 8 2 2 2 7 5 2 4位
2007 8 7 12 4 0 3 12 9 3 3位
2008 7 6 10 3 1 2 17 9 8 4位
2009 7 6 10 3 1 2 16 11 5 2位
2010 横須賀シーガルズFC 神奈川県1部 9 8 16 5 1 2 18 7 11 3位
2011 10 9 22 7 1 1 34 10 24 2位
2012 10 9 18 6 0 3 40 10 30 3位

横浜FCシーガルズ/ニッパツ横浜FCシーガルズ

[編集]
年度 チーム名 リーグ チーム数 試合数 勝点 得点 失点 得失差 順位 リーグ杯 皇后杯 監督
2013 横浜FCシーガルズ 神奈川県1部 10 9 27 9 0 0 58 2 56 優勝 - 予選敗退 日本の旗 鈴木保
2014 関東2部 8 14 39 13 0 1 61 7 54 優勝 日本の旗 亀田勝昭
2015 チャレンジEAST 6 15 34 11 1 3 39 13 26 優勝 2回戦敗退 日本の旗 中村宏紀
2016 ニッパツ横浜FCシーガルズ なでしこ2部 10 18 17 4 5 9 22 33 -10 8位 GL敗退 3回戦敗退
2017 10 18 24 7 3 8 20 22 -2 5位 GL敗退 1回戦敗退 日本の旗 能代谷恵
日本の旗 岡村裕(代行)
日本の旗 神野卓哉
2018 10 18 31 9 4 5 32 24 8 2位 GL敗退 3回戦敗退 日本の旗 神野卓哉
2019 10 18 28 8 4 6 21 19 2 5位 GL敗退 3回戦敗退
2020 10 18 32 8 8 2 29 8 21 4位 (中止)[6] 3回戦敗退
2021 なでしこ1部 12 22 31 8 7 7 31 25 6 6位 - 2回戦敗退 日本の旗 要田勇一
2022 12 22 27 7 6 9 24 26 -2 8位 4回戦敗退
2023 12 22 37 11 4 7 36 29 7 5位 4回戦敗退 日本の旗 石田美穂子
2024 12 22 44 13 5 4 33 20 +13 2位 3回戦敗退

所属選手・スタッフ

[編集]
2024年[7]

スタッフ

[編集]
役職 氏名 生年月日 (年齢) 前職 備考
監督 日本の旗 石田美穂子 (1982-06-19) 1982年6月19日(42歳) ニッパツ横浜FCシーガルズ ヘッドコーチ
コーチ 日本の旗 松長佳恵 (1985-06-18) 1985年6月18日(39歳) 三菱重工浦和レッズレディース アシスタントコーチ
GKコーチ 日本の旗 磯上まみ (1982-12-12) 1982年12月12日(42歳) ノジマステラ神奈川相模原アカデミー GKコーチ
アシスタントコーチ 日本の旗 小原由梨愛 (1990-09-04) 1990年9月4日(34歳) 横須賀シーガルズJOH 監督 新任
トレーナー 日本の旗 鈴木未久 新任
日本の旗 力丸静香 新任

選手

[編集]
Pos No. 選手名 生年月日 (年齢) 前所属 備考
GK 1 日本の旗 新井翠 キャプテン (1993-08-12) 1993年8月12日(31歳) AC長野パルセイロ・レディース キャプテン
19 日本の旗 松井里央 (2001-10-20) 2001年10月20日(23歳) 神奈川大学 新加入
21 日本の旗 大久保つくし (2000-10-26) 2000年10月26日(24歳) 新潟医療福祉大学
29 日本の旗 宜野座令愛 (2005-04-23) 2005年4月23日(19歳) 大阪学院高校 新加入
DF 2 日本の旗 渡部那月 (1996-08-07) 1996年8月7日(28歳) オルカ鴨川FC
3 日本の旗 浦海綾 (2002-11-02) 2002年11月2日(22歳) 横須賀シーガルズJOY
4 日本の旗 中居未来 (1995-06-02) 1995年6月2日(29歳) 横須賀シーガルズFC
15 日本の旗 渋谷巴菜 (2001-03-03) 2001年3月3日(23歳) つくばFCレディース
16 日本の旗 奈良美沙季 (1992-04-22) 1992年4月22日(32歳) スフィーダ世田谷FC 副キャプテン
17 日本の旗 新井純奈 (1996-05-29) 1996年5月29日(28歳) バニーズ群馬FCホワイトスター 新加入
22 日本の旗 髙橋恵美理 (2000-05-09) 2000年5月9日(24歳) 日体大SMG横浜
25 日本の旗 神水流琴望 (2003-09-10) 2003年9月10日(21歳) 神村学園高等部
27 日本の旗 吉田優菜 (2001-11-04) 2001年11月4日(23歳) 神奈川大学 新加入
MF 5 日本の旗 吉田凪沙 (1996-10-26) 1996年10月26日(28歳) INAC神戸レオネッサ
6 日本の旗 權野貴子 (1992-09-26) 1992年9月26日(32歳) オルカ鴨川FC 副キャプテン
7 日本の旗 蔵田あかり (1999-08-23) 1999年8月23日(25歳) 早稲田大学
10 日本の旗 小須田璃菜 (1996-02-11) 1996年2月11日(28歳) アルビレックス新潟レディース
13 日本の旗 岡百々花 (2002-03-27) 2002年3月27日(22歳) 明治国際医療大学 新加入
18 日本の旗 松本莉緒 (2003-01-16) 2003年1月16日(21歳) 武蔵丘短期大学
20 日本の旗 村岡由梨 (2002-03-06) 2002年3月6日(22歳) 東洋大学 新加入
23 日本の旗 櫻井まどか (2003-09-02) 2003年9月2日(21歳) 聖和学園高校
24 日本の旗 竹ノ谷好美 (1998-12-07) 1998年12月7日(26歳) アンジュヴィオレ広島
26 日本の旗 加田菜 (2002-02-02) 2002年2月2日(22歳) 神奈川大学 新加入
28 日本の旗 田村かのん (2001-12-03) 2001年12月3日(23歳) 日本体育大学 新加入
32 日本の旗 浦島里紗 (1994-10-14) 1994年10月14日(30歳) オルカ鴨川FC 新加入
FW 8 日本の旗 室井胡心 (2003-10-16) 2003年10月16日(21歳) 横須賀シーガルズJOY
9 日本の旗 矢野梨紗 (2001-11-21) 2001年11月21日(23歳) 大阪体育大学 新加入
11 日本の旗 河野朱里 (1996-12-16) 1996年12月16日(27歳) ちふれASエルフェン埼玉
14 日本の旗 南條里緒 (1997-04-09) 1997年4月9日(27歳) FCふじざくら山梨

ユニフォーム

[編集]
ユニフォームの色
カラー シャツ パンツ ストッキング
FP(1st) 水色
FP(2nd)
GK(1st) ピンク ピンク ピンク
GK(2nd)
FP 1st
FP 2nd
GK 1st
GK 2nd

クラブカラー

[編集]
  • - 2012年    
  • 2013年 - 現在     白、    水色、   

ユニフォームスポンサー

[編集]
掲出箇所 スポンサー名 表記 掲出年 備考
日本発条 ニッパツ 2017年 - 2016年は背中上部
鎖骨左 医療法人横浜未来ヘルスケアシステム 戸塚共立
メディカルグループ
2019年 - 2013年 - 2015年はパンツ前面
2016年 - 2018年は袖
2013年は「女性 戸塚共立 専門 サクラスクリニック」表記
2014年 - 2015年は「戸塚共立 女性 サクラスクリニック 専門」表記
2017年は「戸塚 共立」表記
2018年は「戸塚共立 メディカル」表記
鎖骨右 横浜未来
ヘルスケアシステム
2019年は「横浜柏堤会」表記
背中上部 なし - -
背中下部 なし - -
なし - -
パンツ前面 武松商事 Takematsu 2020年 -
パンツ背面 爽健グローバル 笑顔道
EGAODO
2022年 -

ユニフォームサプライヤーの遍歴

[編集]

歴代ユニフォームスポンサー年表

[編集]
年度 鎖骨左 鎖骨右 背中上部 背中下部 パンツ前面 パンツ背面 サプライヤー
2012 - 解禁前 - 解禁前 -/
臼井不動産
- 解禁前 NIKE
2013 Diana
プロポーションづくりのダイアナ
プリマハム クリーンドクター
㍿シー・アイ・シー
女性 戸塚共立
専門 サクラスクリニック
hummel
2014 Diana シー・アイ・シー - 戸塚共立 女性
サクラスクリニック 専門
2015 Diana
プロポーションづくりのダイアナ
-/
綱島 イタリア料理
旬菜厨房
SOCCER JUNKY
2016 Diana ニッパツ シー・アイ・シー 戸塚共立
メディカルグループ
綱島 イタリア料理
旬菜厨房
2017 ニッパツ Diana 戸塚
共立
-
2018 - 戸塚共立
メディカル
カナ
エル
2019 戸塚共立
メディカルグループ
横浜柏堤会 シー・アイ・シー Diana -
2020 横浜未来
ヘルスケアシステム
Takematsu -
2021
2022 - 笑顔道
EGAODO
2023 - PUMA
2024

横須賀シーガルズFC

[編集]
特定非営利活動法人
横須賀シーガルズ・スポーツクラブ
国籍 日本の旗 日本
格付 NPO法人
法人番号 6021005008351 ウィキデータを編集
専門分野 スポーツ
設立日 2006年7月18日
代表者 松本匡通
活動地域 主に神奈川県
郵便番号 239-0833
事務所 神奈川県横須賀市ハイランド3丁目1番7号
主な協力組織 一般社団法人横浜FCスポーツクラブ
外部リンク https://www.yokosuka-seagulls.com/
テンプレートを表示

サッカークラブは横須賀市粟田の少年サッカー団のOBを中心に1976年に結成され、男子トップチームは2000年以後神奈川県社会人サッカーリーグに在籍している。運営団体は特定非営利活動法人横須賀シーガルズ・スポーツクラブ。

男子は、社会人チーム(トップチーム・神奈川リーグ3部、サテライトチーム・神奈川県三浦半島地区リーグ1部)、ユース、ジュニアユース、ジュニアチームを編成し、横須賀市のほか近隣の横浜市三浦市逗子市三浦郡葉山町の青少年が活動を行っている。

女子は、中学・高校生・社会人を対象としたサテライトのJOYチームが神奈川県女子サッカーリーグ1部、MEGチームが同2部に在籍、少女チームやレディースチーム(一般社会人チーム・神奈川県女子サッカーリーグ2部、主婦チーム・神奈川婦人リーグ所属)などが編成されている。

関連項目

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ a b c プロフィール”. 日本プロサッカーリーグ. 2024年1月29日閲覧。
  2. ^ 横浜初、なでしこリーグを目指す 横浜FCシーガルズ誕生のお知らせ』(プレスリリース)横浜FC、2012年7月5日。オリジナルの2013年12月3日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20131203031007/http://www.yokohamafc.com/news/2012/07/05/fc-8/2013年2月5日閲覧 
  3. ^ “横浜FCシーガルズ誕生、県内初なでしこL目指す”. 神奈川新聞. (2012年7月6日). http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1207060009/ 2012年7月6日閲覧。 
  4. ^ 横浜FCシーガルズ2015年度チャレンジリーグ参入正式承認のお知らせ』(プレスリリース)横浜FCJ's GOAL)、2014年11月14日。オリジナルの2014年11月29日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20141129021933/http://www.jsgoal.jp/official/00181000/00181700.html2014年11月15日閲覧 
  5. ^ 横浜FCシーガルズ」スポンサー契約に関するお知らせ -チーム名「ニッパツ横浜FCシーガルズ」に-』(プレスリリース)横浜FC、2016年1月5日。オリジナルの2019年6月15日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20190615103550/http://www.yokohamafc.com/2016/01/05/476062016年12月2日閲覧 
  6. ^ 2020プレナスなでしこリーグ1部/2部リーグ開催延期 および 2020プレナスなでしこリーグカップ中止のお知らせ』(プレスリリース)http://www.nadeshikoleague.jp/news/2020/0428_1700.html2021年2月28日閲覧 
  7. ^ 2024シーズン体制および選手背番号決定のお知らせ』(プレスリリース)ニッパツ横浜FCシーガルズ、2024年1月21日https://seagulls.yokohamafc-sc.com/news/20240121_seagullsnewteam/2024年1月21日閲覧 
  8. ^ 「プーマジャパン株式会社」とオフィシャルクラブトップパートナー契約締結のお知らせ”. ニッパツ横浜FCシーガルズ (2023年1月4日). 2023年1月4日閲覧。

外部リンク

[編集]