痩せたい4,50代におすすめ!痩せる「豆腐」の食べ方|管理栄養士が解説

 痩せたい4,50代におすすめ!痩せる「豆腐」の食べ方|管理栄養士が解説
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管理栄養士 山口ミホ
山口ミホ
2025-04-12

栄養豊富でヘルシーな豆腐は、痩せたい人にはぴったりの食品です。そのまま食べてももちろんいいですが、少し食べ方を工夫するだけで、より痩せる効果が期待できます!今回の記事では、痩せたい40、50代におすすめの豆腐の食べ方を紹介するのでぜひ参考にしてみてくださいね。

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ダイエットにぴったり!豆腐の栄養効果

豆腐は大豆を原材料として作られているため、栄養が豊富!しかも低カロリー&高たんぱく質のため、ダイエットにもぴったりです。ここでは、豆腐の栄養やダイエット効果について詳しく解説します。

低カロリー&低糖質

ダイエット中にカロリーを気にする人は多いのではないでしょうか?豆腐は、低カロリーで糖質が少ないのが特徴です。糖質は血糖値に関わりますが、血糖値の急上昇は太りやすくなります。低糖質の豆腐は血糖値の上昇を緩やかにするので、痩せたい人にぴったりといえるでしょう。

高たんぱく質

たんぱく質は筋肉や皮膚、内臓、ホルモンなど人の体を作るうえで欠かせない栄養素です。また、大豆に含まれるたんぱく質は「必須アミノ酸」と呼ばれている良質なアミノ酸が豊富に含まれています。

たんぱく質が不足すると、筋肉量が減って代謝が落ち、太りやすい体質になる可能性もあります。ダイエット中でも、たんぱく質が不足しないように気をつけましょう!

イソフラボン

イソフラボンは大豆に含まれるポリフェノールの一種で、女性ホルモン「エストロゲン」と似たような働きをすることで有名です。イソフラボンは更年期の不調や骨粗鬆症、ほかにもコレステロールを下げる効果などが期待できます。女性ホルモンのバランスが崩れやすい40、50代の方にとっては欠かすことのできない栄養素です!

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豆腐の痩せる食べ方

ダイエットや健康効果の期待できる豆腐ですが、ただ食べればいいだけではありません。これから紹介する食べ方を参考にして、ぜひ日々の食生活に取り入れてみてくださいね。

1日100~200gほどにしよう

豆腐がダイエットにいいからといって、食べ過ぎはよくありません。ダイエット中はほかの食材を取り入れながら、バランスよくさまざまな栄養を摂ることが大切です。また、豆腐には「にがり」が入っており、にがりの摂りすぎはお腹を下してしまうこともあります。豆腐1丁が約300gほどなので、1日1/3~2/3丁ほどにしておきましょう。

豆腐は夕飯に食べるのがおすすめ

夜の食べ過ぎは、太りやすい体をつくってしまいます。夜はつい食べ過ぎてしまう…という方は、夜に豆腐を取り入れるようにしましょう。おすすめの食べ方は、夕食の主食を豆腐に変えたり、夕飯の前に豆腐を食べておくと、食べ過ぎを防ぐことができます。

足りない栄養をプラスする

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豆腐はたんぱく質やミネラルなどを豊富に含んでいますが、ビタミンCやβ‐カロテン、良質な脂質はあまり含まれていません。豆腐のみだと栄養が偏ってしまうので、ビタミンCやβ‐カロテンを含むネギや大葉、トマトを上にトッピングしてみましょう。

また、DHAやEPAといった良質な脂質は豆腐に含まれていないので、豆腐サラダにサバ缶を加えるのもおすすめです。ほかにも、納豆やしらすをトッピングすると40、50代の方が不足しやすいカルシウムを補うこともできますよ。

いかがでしたか?

ダイエットにぴったりな豆腐ですが、ただ食べればいいだけではありません。偏った食事は身体を不調にしてしまうこともあるので、バランスを考えたり不足している栄養素を補いながら、豆腐を日々の食生活に取り入れていきましょう。

 

【参考文献】

文部科学省 「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年

厚生労働省「骨粗鬆症」

タカノフーズHP 「豆腐の栄養価」

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