【痩せる朝ごはん】バナナにちょい足しするだけ!代謝がアップする以外な食材とは?

 【痩せる朝ごはん】バナナにちょい足しするだけ!代謝がアップする以外な食材とは?
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亘美玲
亘美玲
2025-04-12

バナナはダイエットに役立つ食材として知られていますが、その理由は科学的にも裏付けられています。バナナには代謝を促進する成分が豊富に含まれており、特に運動後の回復や体脂肪の燃焼に役立ちます。さらに、ある食品をプラスすることで、タンパク質摂取量が増え、筋肉の合成が促進され、基礎代謝が向上します。この組み合わせは、健康的な体重管理に最適な朝食となります。

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バナナの代謝UPにおける働き

バナナには、糖質、食物繊維、ビタミン、ミネラルに加えて、ドーパミンやセロトニンなどの生体アミンが含まれています。これらの成分は、代謝をサポートし、炎症を抑える効果があります。特に、運動後の代謝回復において、バナナの摂取は糖質飲料と同様の効果を持つことが研究で示されています※。さらに、バナナに含まれる抗酸化物質は、代謝経路を最適化します。特に、バナナの摂取はミトコンドリアの働きをサポートするのでエネルギー生産が効率的に行われ、疲労回復が早まります。

チョコレートプロテインの役割

チョコレート味のプロテインは、高品質のタンパク質源として、筋肉の合成と修復を促進します。タンパク質は、基礎代謝を上げるために不可欠な栄養素であり、特に朝食に摂取することで、1日の代謝率を高めることができます。プロテインはグレリンという空腹ホルモンを抑制し、ペプチドYYという満腹ホルモンを増加させます。また高タンパクな食事は摂取カロリー減少させます。

卵の代謝アップ効果

3段階の代謝活性化メカニズム

1必須アミノ酸の完全供給

卵には体内で合成できない9種類の必須アミノ酸が含まれていますが、特に卵白に含まれるロイシンが細胞の成長と代謝を調節する重要なスイッチであるmTOR経路を活性化し、筋肉合成を促進します。

2熱産生の相乗効果
卵のタンパク質は摂取エネルギーの約3割が代謝に使われると言われています。プロテインとの組み合わせで熱産生効果がアップします。

3血糖調節機能
卵のコリンは肝臓の脂質代謝を促進し、インスリン感受性を向上させます。これによりグルコース代謝を最適化することで、脂肪蓄積を防ぎます。

バナナとチョコプロテインのパンケーキレシピ

【材料】(2人分)

バナナ:1本

チョコレート味のプロテインパウダー:1スクープ(約30g)

卵:1個

牛乳:50ml

材料
photo by Watari Mirei

【作り方】

ボウルにバナナを入れ、フォークでつぶします。

banana潰す
photo by Watari Mirei

チョコレート味のプロテインパウダー、卵、牛乳、加え、よく混ぜ合わせます。

材料を混ぜる
photo by Watari Mirei

耐熱容器に移し、ラップをせずに電子レンジ600wで2分間半程度加熱します。

加熱前の材料
photo by Watari Mirei

全体が膨らんで、萎んだのちに楊枝を刺して抜いたときにドロッとした生地が付いてこなければ完成。

完成形
photo by Watari Mirei

このレシピは、バナナの代謝促進効果とチョコレートプロテインのタンパク質補給を組み合わせた、理想的な朝食です。冷蔵庫で冷やすとさらに美味しくお召し上がりいただけます。ぜひ試してみてください!

<参考文献>

※Metabolic recovery from heavy exertion following banana compared to sugar beverage or water only ingestion: A randomized, crossover trial

David C. Nieman, Nicholas D. Gillitt, Wei Sha, Debora Esposito, Sivapriya Ramamoorthy

Published: March 22, 2018

https://doi.org/10.1371/journal.pone.0194843

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材料を混ぜる
加熱前の材料
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