逆風下のESG「森林・インフラに投資機会」米運用大手
ESG光と影
ESG(環境・社会・企業統治)投資が逆風下にある。石油や石炭企業を投資先から外す典型的なESGファンドは運用成績が悪化。米国では一部の州で、州の年金基金がエネルギー企業を除外するファンドに投資することを禁止する法律が制定された。米JPモルガン・アセット・マネジメントでサステナブル投資グローバル責任者を務めるジェニファー・ウー氏は「ESGは特定業種を除外するだけではない。森林やインフラなど投資機会...

あらゆる企業が関わるESG(環境・社会・企業統治)投資。温暖化ガスの排出削減や労働環境の改善など、大きな成果を上げると同時に、急速に普及したことで経済にひずみを生み出しています。ESG投資がもたらす光と影を追いました。