国立大学「機能強化」の議論始動 大学発展へ新たな哲学を
国立大学の「機能強化」に関する有識者会議が始動した。設置した文部科学省は2004年の法人化から20年を経た現状を分析し、25年度末までに対応策の報告を求める。授業料値上げの扱いに関心が集まるが、国立大のあり方は日本の大学全体に関わる問題だ。7月30日の初会合での委員の発言を手がかりに改革の方向性を考えた。
「大学の先生が法人化について必ずしも共通認識を持てなかった。マインドセットの問題として法人化した大学がどういうものか十分に認識していなかった」...
※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。
この投稿は現在非表示に設定されています
(更新)
Think! の投稿を読む
有料登録すると続きをお読みいただけます。無料登録でも記事消費(一定数限定)をすることで閲覧できます。