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出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』

漢字

字源

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  • 甲骨文字に見られる原字は、「」+音符「(⿰子冊) /*TE/」(「」の古い異体字)から構成される形声文字。のち「冊」が省略され、「子」が「早」のような形で書かれるようになり「是」の字体となった。「かわぐつ」を意味する漢語 /*tee/}を表す字。のち仮借して「これ」を意味する漢語{ /*deʔ/}に用いる。[字源 1]
    • 『説文解字』では「」+「」と説明されている他、上部をさじの象形と解釈する説[字源 2]もかつてあったが、これらはいずれも誤った分析である。

甲骨文字 金文

金文 金文 簡帛文字 簡牘文字

籀文

小篆

流伝の古文字
西周 春秋時代 戦国時代 説文
(漢)
《六書通》
(明)
  1. 范天培 『清華大学蔵戦国竹簡(肆)~(柒)字根研究』 国立台湾師範大学碩士論文、2020年、719-720頁。
  2. 郭沫若 「釈氒氏」 『金文余釈之余』 文求堂書店、1932年、35-37頁。

意義

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  1. (指示代名詞)これこの
  2. 正しい
  3. 賛成する。

日本語

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常用漢字

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名詞

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  1. )正しいこと。

熟語

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中国語

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*

動詞

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  1. (コピュラ)~である。

語法

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朝鮮語

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*

名詞

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  1. 正しいこと。

ベトナム語

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*


文字情報

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U+662F, 是
CJK 統合漢字-662F

[U+662E]
CJK統合漢字
[U+6630]
文字コード (文字集合規格)
-
  • KS X 1001: 0x6340


漢点字 六点漢字
字典掲載
康熙字典 493ページ, 26文字目
諸橋大漢和辞典 (修訂第2版) 13859
新潮日本語漢字辞典 (2008) 4576
角川大字源 (1992) 3844
講談社新大字典 (1993) 6437
大漢語林 (1992) 4474
三星漢韓大辞典 (1988) 858ページ, 6文字目
漢語大字典 (1986-1989) 2巻, 1497ページ, 5文字目