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高橋英樹 (俳優)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
たかはし ひでき
高橋 英樹
高橋 英樹
『近代映画』1962年6月号臨時増刊号より
生年月日 (1944-02-10) 1944年2月10日(80歳)
出生地 日本の旗 日本千葉県木更津市
身長 181 cm
血液型 B型
職業 俳優タレント司会者会社役員
ジャンル 映画テレビドラマ
活動期間 1961年 -
活動内容 1961年:『高原児
1962年:『激流に生きる男
1963年:『男の紋章
1968年時代劇初出演
1971年:『おらんだ左近事件帖
1972年:『隼人が来る
1973年:『国盗り物語
1973年:『宮本武蔵
1976年:『桃太郎侍
1982年:『遠山の金さん
1987年:『三匹が斬る!
1991年:『次郎長三国志
1998年:『影武者徳川家康
2001年:『街の医者・神山治郎』シリーズ
2008年:『篤姫
2011年:芸能生活50周年
配偶者 小林亜紀子(1974年 - )
著名な家族 高橋真麻(長女)
事務所アイウエオ企画→)
グレープカンパニー
公式サイト プロフィール
主な作品
映画上を向いて歩こう
星の瞳を持つ男』/『青い山脈
エデンの海』/『伊豆の踊り子
男の紋章シリーズ』 /『刺青一代
けんかえれじい』/『夢は夜ひらく
戦争と人間 第一部 運命の序曲
戦争と人間 第二部 愛と悲しみの山河
宮本武蔵』/『狼よ落日を斬れ
テレビドラマ
竜馬がゆく』/『鞍馬天狗
隼人が来る』/『おらんだ左近事件帖
国盗り物語』/『編笠十兵衛
桃太郎侍』/『花神
遠山の金さん』/『三匹が斬る!シリーズ』
高橋英樹の船長シリーズ
西村京太郎トラベルミステリー
篤姫』/『坂の上の雲
リーガルV〜元弁護士・小鳥遊翔子〜
受賞
第11回ゴールデン・アロー賞大賞
第29回浅草芸能大賞大賞
第2回野村胡堂文学賞特別賞
第53回ベストドレッサー賞特別賞
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高橋 英樹(たかはし ひでき、1944年昭和19年〉2月10日[1] - )は、日本俳優[1]タレント司会者会社役員千葉県木更津市出身。身長181cm体重80kg血液型はB型[1]所属事務所アイウエオ企画を経て、2019年2月1日から長女の真麻と共にグレープカンパニーに所属[2]。また、アイウエオ企画の取締役も兼任。愛称は、ナイスガイ。この愛称は、1962年に『週刊平凡』誌上で公募を行った上で決定された(応募総数14,532通のうち3,826通と圧倒的多数を占めたのが「ナイスガイ」だった)[3]

妻は元女優でアイウエオ企画取締役でもある小林亜紀子。長女はフリーアナウンサー高橋真麻

来歴

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生い立ち - 日活時代

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父親は教職者で、高校の校長を務めた[4][5]。9歳、8歳上の姉と6歳上の兄がいる[6]

船橋市立二宮小学校千葉市立検見川小学校千葉市立緑町中学校を経て、私立市川高等学校入学[6]

1961年、高校在学中に日活ニューフェース第5期として日活株式会社に入社。第5期の同期には、中尾彬竜崎勝がいる。同年の映画『高原児』に端役でデビュー[7]

1962年
青い山脈』(1963年)

1962年(昭和37年)、撮影所内で事故死した赤木圭一郎の代役的存在として、デビューから2作品目の『真昼の誘拐』で主要キャストに加わり[8]、『激流に生きる男』で初の主役を与えられた[8]。同年に日本大学芸術学部入学(翌年に中退[4])。

1963年(昭和38年)、その後代表作と言えるような作品に当たらなかったが[8]、『伊豆の踊子』では吉永小百合の相手役を務める。この年から『男の紋章』に始まる『男の紋章シリーズ』などの任侠映画の主演スターとして活躍するようになった[7]。以降日活退社まで出演作はほとんどが任侠モノとなった。

1966年(昭和41年)には青春映画けんかえれじい』の主役・南部麒六を演じた。

1968年(昭和43年)、NHK大河ドラマ竜馬がゆく』で土佐勤王党の盟主・武市半平太役でテレビドラマ初出演。同時に時代劇に初出演する[8]。その後、1969年の『鞍馬天狗』(NHK)や1970年(昭和45年)の『旗本退屈男』(フジテレビ系)にも出演し、時代劇俳優としての地位を確立する[8]

 その一方で映画界の斜陽、観客数減少に歯止めがかからず、日活は1971年(昭和46年)秋に低予算のポルノ映画制作に路線変更が決定する。当時、唯一の黒字会社だった東映岡田茂社長が[9]、"映画スター乗っ取り"を目論み[9]、熱心に東映に引き抜こうとしたのが英樹と渡哲也関根恵子の3人だったが[9]、これには応じず、英樹は日活を離れ、本格的にテレビへ活躍の場を移す[8]

1973年(昭和48年)、第11回ゴールデン・アロー賞大賞を受賞。同年、松竹作品の映画『宮本武蔵』(監督:加藤泰)に出演。以降も『狼よ落日を斬れ』では出演したが、1976年(昭和51年)以降は映画から離れた。

1976年(昭和51年)の『桃太郎侍』(日本テレビ系)、1982年(昭和57年)の『遠山の金さん』(テレビ朝日系)1987年(昭和62年)からは『三匹が斬る!』(テレビ朝日系)に出演し、いずれも代表作の1つとなった。

その後はテレビ・舞台を中心に活動し、時代劇のみならず現代劇作品やバラエティ番組への出演など多岐にわたる。

2010年以降

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2010年(平成22年)6月に、総務省から「地デジ化応援隊」隊員のメンバーに選ばれ、他のメンバー5人[注釈 1]とともに、アナログテレビジョン放送終了までの1年間、アナログ放送終了に向け、地デジへの切り替えを呼び掛けた。

2011年(平成23年)、芸能生活50周年の節目にアニメーション作品『劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ ビクティニと黒き英雄 ゼクロム・白き英雄 レシラム』で、ポケモンゼクロム役としてアニメ声優を初担当[10]。同時に、声の出演ながら36年ぶりに映画に復帰することともなった[11]

2012年(平成24年)4月、神奈川県横浜市に本社を置くブリーズベイホテル名誉支配人に就任。

2013年(平成25年)3月16日東京都台東区立浅草公会堂で行われた『第29回浅草芸能大賞授賞式』および『第30回浅草名人会』並びに平成24年度『スターの手型』顕彰式に出席。第29回浅草芸能大賞・大賞を受賞[12]

2014年(平成25年)1月2日テレビ東京で放送された新春ワイド時代劇影武者徳川家康』で石田三成の家臣、島左近役で出演[13]。英樹は1998年(平成10年)4月 - 7月、テレビ朝日で同作品が連続ドラマとして放送された際、主人公である徳川家康と世良田二郎三郎の二役を演じている。ちなみにこの時の島左近役は寺田農だった[14]

2019年1月31日付で娘の真麻と共にアイウエオ企画によるマネジメント契約を終了、翌2月1日よりグレープカンパニーに移籍。移籍の理由として「真麻の結婚を機に私達二人の仕事の面倒をずっと見てくれていた奥さんに好きな事ができる時間を少しプレゼントしようと言う事になりました」と明かしている[15]

時代劇俳優として

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大河ドラマ

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1968年(昭和43年)、NHK大河ドラマ司馬遼太郎原作の『竜馬がゆく』で土佐勤王党の盟主・武市半平太を演じる。これが初の時代劇出演となり、以後多くの作品で起用される。特に司馬原作の作品では重要な役柄を演じており、司馬の存命中に大河ドラマとなった作品にはすべて出演している。

その後大河ドラマでは、1973年(昭和48年)の『国盗り物語』では織田信長を演じている(他の作品を含めて織田信長役について詳しくは後述)。1977年(昭和52年)の『花神』では司馬の肝煎りで河井継之助を、1990年(平成2年)の『翔ぶが如く』では島津久光を演して芸域を広げている。また、2005年の宮尾登美子原作『義経』では奥州藤原氏の当主藤原秀衡を演じ、2008年の同じく宮尾登美子原作『篤姫』では久光の兄島津斉彬を演じた。2015年の『花燃ゆ』では、島津斉彬と次期将軍問題で対立していた井伊直弼を演じる。

織田信長役について

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先述の1973年の『国盗り物語』ではストーリー後半の主役である織田信長を演じ、当たり役となる。「自分は信長の生まれかわり」、「信長を演じる時は、台詞を覚えなくても自然と出てくる時がある」と公言するほど入れこみ、信長役が自らにとってターニングポイントだった事を認めている[16]

『国盗り物語』の後、しばらくは英樹に信長の強烈なイメージがついてまわり、イメージの払拭、また様々な経験を積むため、しばらくの間は数多く寄せられた信長役での出演依頼を断っていた。しかし、19年を経た1992年(平成4年)の正月時代劇『戦国最後の勝利者・徳川家康』(テレビ朝日系)で信長役のオファーを受け、1994年(平成6年)にはテレビ東京系『12時間超ワイドドラマ 織田信長』に出演、年輪を重ねたうえでの新たな信長像に挑んでいる。

他の時代劇での代表作

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それまでに任侠映画には多く出演したが、映画では1970年に『土忍記 風の天狗』に出演して時代劇初出演、民放では数々の時代劇に出演。1970年(昭和45年)の『旗本退屈男』(フジテレビ系)を皮切りに1970年代から1990年代前半にかけて時代劇俳優としての地位を確立する。

『桃太郎侍』では主役を務めるも、当初の設定は「基本的に人を斬らず、諭して改心させる」というもので、長屋の喧嘩を諌めるような人情話もあり、放映当初の視聴率は芳しくなかった。ある日主題歌を歌っていた三波春夫とゴルフをしていた際、三波から「桃太郎、お地味ですねえ。もっと時代劇はすっきりしないと。高橋さんはお派手がお似合いですよ。」と言われた。これをきっかけに、英樹の提案でそれまで原作に沿った“峰打ち”だったものを、大人数を斬り捨てる派手な殺陣に変え、クライマックスの衣装を黒の着流しから三波ばりの絵柄の入った派手なものにした。さらに登場の際には般若の面を被り、高倉健任侠映画からヒントを得て[17]「ひとつ、人の世の生き血を啜り…」と、殺陣のさなかに口上を述べるように変えたところ、人気が急上昇し、その後番組は5年間にわたり継続された。

『遠山の金さん』では、「刀を持たない町人(に扮した遠山金四郎)の武器」として、濡らした手拭いを使った殺陣が人気となった。また『三匹が斬る!』では、役所広司春風亭小朝とのコンビネーションが人気となり、1995年(平成7年)まで7シリーズが制作されている。英樹は6作目まで、リーダー格の「矢坂平四郎」役を演じた。

その他の時代劇

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テレビ東京系の正月恒例の新春ワイド時代劇では、同番組の前身である『12時間超ワイドドラマ』と銘うたれていた1991年に『次郎長三国志』で初めて主演、1994年(平成6年)に上記の信長で再び出演している。

その後、2007年(平成19年)『忠臣蔵 瑤泉院の陰謀』では柳沢吉保を、また2009年(平成21年)には『寧々〜おんな太閤記』で徳川家康、さらに2010年(平成22年)には『柳生武芸帳』で柳生宗矩を演じている。

1973年(昭和48年)の『ぶらり信兵衛 道場破り』(原作・山本周五郎、フジテレビ系)のような軽妙な人情劇や、近年では2004年(平成16年)〜2007年(平成19年)の『慶次郎縁側日記』(NHK)など、殺陣よりも人間ドラマや推理劇をメインとした作品にも出演。

2009年(平成21年)には『坂の上の雲』でも児玉源太郎役を、また、2012年(平成24年)2月19日放送の『必殺仕事人2012』(ABC - テレビ朝日系)では人生初の悪役を演じるなど[18]、近年は主演以外でも活躍している。

一方で、既存の時代劇に懐疑的・批判的な一面もあり、「それなりのキャリアを積んだからといって “黄門様” になろうとは思わない」とも発言している。

現代劇でも活躍

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現代劇作品にも、1968年(昭和43年)の『かみなり三代』(日本テレビ系)以降、1974年(昭和49年)の『6羽のかもめ』(フジテレビ系)、1979年(昭和54年)〜1981年(昭和56年)の『判決』(テレビ朝日系)など、時代劇作品と並行して数多く出演を続けており、近年は2時間サスペンスにも出演している。

2時間ドラマでは、特に1990年(平成2年)に初めて演じた西村京太郎作品の十津川警部役が知られている。2000年(平成12年)からはそれまでテレビ朝日系「土曜ワイド劇場」で十津川を演じていた三橋達也から役を引き継いた[注釈 2]。毎年新作が制作され、十津川を演じた本数は交代後33作に達している《2016年(平成28年)末現在》。

バラエティの常連

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1986年の『ドキド欽ちゃんスピリッツ!!』へのレギュラー出演以来、様々なバラエティ番組やトーク番組にレギュラーまたはゲストとして出演している。きっかけの一つは、一人娘の真麻が小学生だった当時『とんねるずのみなさんのおかげです』の大ファンだったことから当番組のコントに出演した。また、当時自分の出演していた時代劇のポスターを見ていた小学生の子どもが発した「このおじさん、誰だろう?」また道を歩いていた時に女子高生から「今の人誰だっけ?」との言葉もきっかけだと語っている[4]

上記のとんねるずの番組のコントでは、シャネルルイ・ヴィトンの柄をあしらったスーツを着た嫌味な大物俳優を演じている。英樹自身もこの「ステレオタイプな大物俳優のパロディ」というコミカルな役どころを嬉々として演じたという。当時『とんねるずのオールナイトニッポン』で語られたところによると、その返礼として、とんねるずから真麻宛の「サイン色紙」が届けられたという。後年、真麻がフジテレビアナウンサーとなって以降は、番組のコーナーレギュラーに起用(「きたなトラン」や「モジモジ君HYPER」など)され、高橋親子との交友は続いている。

また、真麻が中学生の頃、SMAP中居正広のファンになり、クラスで人気だったSMAPと父との共演を望み「どうしてパパはSMAPと共演できないの?」と言われた。これに奮起した英樹は自らABCのスタッフと出演交渉し、1995年(平成7年)に『キスした?SMAP』にゲスト出演している(7月8日放送分。ただし、この回に中居は出演していなかった)[4]

人物

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下戸のため酒は嗜まず、酒の代わりにカルピスを飲んでいたが[19]、日活の若手スターとして活躍していた頃から、月20日間は銀座クラブ京都に通い、石原裕次郎、小林旭といった先輩俳優にならって、後輩たちに奢りまくっていた。しかし、そうした「スター然」とした放蕩三昧の生活で、飲み代の支払いは全て「ツケ」で会社からの前借りを繰り返し、20代にして借金が当時の金額で3500万円ほどに膨れ上がっていた[注釈 3]。英樹は結婚後にこの事実を知るが、妻や妻の両親・家族は「借金も財産信用のうち」とこれを寛大に受け入れる。その後、英樹は夜遊びをやめ、年間70本に及ぶテレビの仕事をこなし、2-6年ほどでこの借金を完済している[21][22]

2003年(平成15年)7月〜9月に放送された『趣味悠々 鶴太郎流墨彩画塾』(NHK Eテレ)へ出演し、講師片岡鶴太郎から手ほどきを受けた事をきっかけに日本画書道を始め[23]、各所で個展を開催、自身の公式サイトでも書道作品の一部を公開している[24]

若い頃は虚弱で、風邪をひきやすかった。当初は乾布摩擦を励行していたが、ある日、本で読んだ「たわしで身体を擦る」という健康法に興味を持ち、これを取り入れている。身体前面は自らが、背中は付き人に擦らせている。それが済むと、今度は両手で顔を思い切り100回ほど叩いて刺激を与えている。以来「亀の子たわし」を愛用し、仕事に入る直前には「気合を入れる」「1回血液を全身に廻らせて新たな役作りに入る」という意味合いで、この健康法を30年以上続けており、すっかり風邪をひかなくなったと語っている[25]

一方で、テレビドラマでは『船長シリーズ』(土曜ワイド劇場)などで鉄道連絡船や長距離フェリーといった大型旅客船船長役を演じているが、英樹自身は海上の乗り物に弱く、船酔いしやすい[26]。また、毎年春先になると、花粉症に悩まされるとのこと[27]

59歳の頃には原因不明の“めまい”の症状に襲われ、以来しばらくの間、病院からテレビ局に直行するという生活を余儀なくされている。そんな時に出会ったのが同年代の芸術家である、宮崎県在住のガラス作家、黒木国昭洋画家フレスコ画の国内第一人者である絹谷幸二で、二人の制作現場を見せてもらう機会があり、そこで間近に作品に取り組む強いエネルギーに接する中で、いつしか症状も和らいでいったという。以来「海外旅行先でも真っ先に訪れるのは美術館。エネルギーをもらいに。」と語るほど、絵画や美術作品を愛好している[28]

雑誌歴史人に、「高橋英樹の歴史通」を掲載しており、それらをまとめたものが、『高橋英樹のおもしろ日本史』(KKベストセラーズ刊)として、出版される[29][30]。この本により2014年8月、第2回野村胡堂文学賞特別賞を受賞する[31]

対人関係

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家族

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  • 妻・美恵子(元女優・小林亜紀子)
テレビ時代劇『おらんだ左近事件帖』で共演したのが縁で、1974年(昭和49年)3月15日に結婚。初対面の時には「頭に結婚の文字が浮かんだ」と言うほど強く魅かれたと語っている[32]。しかし最初は「兄妹のような感情だった」ということで、交際に至るまで、当初は距離のとり方に戸惑ったとのこと[33]
結婚後、真麻が生まれるまでに夫妻は3度の流産を経験しており、真麻は待望の子供だった。英樹自身、2ヶ月の休暇をとり妊娠初期の妻を支えるなど万全を期していたが、この妊娠期間も4ヶ月目の定期検診で一時心音が途絶えるというアクシデントに見舞われている。医師から「あきらめたほうがいい」と、母体への影響を考え掻爬手術を勧められるが、英樹は「1週間待って欲しい」と懇願。その間、「御利益がある」とされる神社仏閣を巡り、胎児の無事を祈願、1週間後、奇跡的に無事が確認されるという出来事を体験している[34]
1981年10月9日生 -
娘は元フジテレビアナウンサー。フジテレビへの就職について英樹は「大学入学直後に『表現する仕事をしたい』と言うんですよ。反対はしませんでした。娘の選んだ仕事は何でも協力するつもりでした。」としており、結婚については「本人任せです。『この人と一生を』と決めたら…。でも、どれを見ても私が気に入るわけはない[4]」と語っている。
2013年10月5日放送の特番『歌い継がれる昭和歌謡 この10年でもっとも歌われたカラオケランキングベスト20』(テレビ朝日)で初めて司会者として共演を果たしている[35]

浅丘ルリ子

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浅丘ルリ子からはデビュー当時から公私にわたって面倒を見てもらい、撮影所からも近い調布市の浅丘宅に浅丘不在時にも頻繁に出入りし、浅丘の母親に作ってもらったり、ほぼ下宿状態であった、このことから浅丘には今でも頭が上がらないとのことである[36]。ちなみに『高原児』で浅丘と共演した時は、英樹は弟役にも関わらず、浅丘に「お兄さん役だと思った」と言われている[37]

二代目 尾上松緑について

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『男の紋章』への出演が決まった高橋は18歳の頃から一時、所属事務所の先輩女優である淡島千景と舞台作品で数多くの相手役を演じた二代目 尾上松緑の門弟となる。そこで1年のほぼ半分を松緑一座の舞台で「時代もの」を演じるための着付けや所作、基本動作、日本舞踊など基礎を徹底的に学んでいる[38]

ちなみに二代目 尾上松緑は、第一回大河ドラマ『花の生涯』で主人公・井伊直弼を演じており、2015年の大河ドラマ『花燃ゆ』では英樹が同じく井伊直弼を演じている。師匠と同じ役を演じる事について英樹は、「非常に感慨深い」と語っている[39]

エピソード

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  • 芸能界入りのきっかけは厳格な父への反発心からで、高校2年生の終わりごろに将来何になりたいかというテーマの作文で「映画俳優になりたい」と書いたほどだった[40]。これを知った父は芸能界入りに猛反対したが、意外にも日活の受験は父の命令で、「これに落ちればあきらめるだろう」と思って英樹が修学旅行に行っていて留守の間に父が応募の書類を送った[40]。この時のことについて「芸能界は安定した収入が保証されてないから親としては心配だったと思います。父からは『芸能界に入るなら勘当だ』と言われました。ただ、日活の試験は父の命令で受けたんです。それでいて、万が一、合格したら勘当だと。矛盾しているようですが、試験に落ちてあきらめさせようとしたんですね。合格後は父とは口をきかずに半勘当状態でした[4]」と語っている。なお、日活のオーディションでは台本を宍戸錠の物真似で演じて見せた[41]。父親は英樹がデビューした翌年の1962年6月に死去。「勘当を解く」という主旨のことを告げられぬままの死であったが、英樹は後に母親から、自分の出演した映画を父親が内緒で映画館に行ってすべて観ていたことを聞かされている。また、「父に反発ばかりしていたけど、今は父の気持ちがわかります。やるべきことをきちんとしないと気が済まない点は父にそっくりなんです[4]」とも語っている。
  • デビュー翌年の1962年、急遽代役として主役格で映画出演という恵まれた環境での駆け出しだったものの、筋肉質のがっしりとした体型ながら股下が短く、カメラマンが下から写しても様にならなかった。このことが原因で、アクションや青春ものでは主役がなかなか回って来なかった。日活時代、このような体格からダックスフントとあだ名されていた[40]。任侠映画に多く出演するようになったのは日活の役員らが英樹の足の短さに注目し、着物を着せて足の長さを見えなくしようと考えたためである[19]。また時代劇俳優に転向したのも同様に足を隠せるからという理由による[41]
  • 1978年(昭和53年)日本アカデミー賞が創設される際に、同賞の創設に尽力した岡田茂東映社長(当時)[42][43]に、英樹のそれまでの映画界への貢献から「会員になれ」と言われたが「映画に出ていないからならない」と固辞した[44]
  • 二代目 尾上松緑の下で日本舞踊などの素養を培って磨いた殺陣には定評があるが、剣道・その他の武道の有段位資格者ではない。これは、『三匹が斬る!』の役づくりために一時期学んでいた小野派一刀流[注釈 4] の師範から「あなたが演じようとしているのは“剣の達人”だが、今から学んでも名人にはなれない。例え段位を取得したとしても、太刀捌きがその段位内の範疇に納まってしまうから、逆にあなたは取らない方が良い」とアドバイスされた事がきっかけになっている。時代劇作品が減り、最近は殺陣をやっていないことについて、「本当は殺陣やりたいんですよ。自信あるんです」と話している[40]

出演

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映画

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公開年 年齢 作品名 制作(配給) 備考
1961年(昭和36年) 17歳 高原児 日活映画
真昼の誘拐 日活映画
ママ恋人がほしいの 日活映画
どじょっこの歌 日活映画
1962年(昭和37年) 18歳 ひとつのいのち 日活映画
上を向いて歩こう 日活映画
激流に生きる男 日活映画 [注釈 5]
若者に夢あり 日活映画
若くて悪くて凄いこいつら 日活映画
激しい河 日活映画
ひとりぽっちの二人だが 日活映画
星の瞳を持つ男 日活映画
1963年(昭和38年) 19歳 霧の夜の男 日活映画
青い山脈 日活映画
海の鷹 日活映画
さすらいのトランペット 日活映画
エデンの海 日活映画
アカシアの雨がやむとき 日活映画
伊豆の踊り子 日活映画
男の紋章 日活映画
狼の王子 日活映画
続 男の紋章 日活映画
男の紋章 風雲双つ竜 日活映画
雨の中に消えて 日活映画
1964年(昭和39年) 20歳 こんにちは20歳 日活映画
人生劇場 日活映画
抜き射ちの竜 拳銃の歌 日活映画
何処へ 日活映画
新 男の紋章 度胸一番 日活映画
帰郷 日活映画
俺たちの血が許さない 日活映画
男の紋章 花と長脇差 日活映画
男の紋章 喧嘩状 日活映画
1965年(昭和40年) 21歳 拳銃野郎 日活映画
男の紋章 喧嘩街道 日活映画
涙をありがとう 日活映画
渡世一代 日活映画
流転の掟 日活映画
秩父水滸伝 必殺剣 日活映画
男の紋章 俺は斬る 日活映画
刺青一代 日活映画
殴りこみ関東政 日活映画
1966年(昭和41年) 22歳 男の紋章 竜虎無情 日活映画
鉄火場仁義 日活映画
日本仁侠伝 血祭り喧嘩状 日活映画
任侠八方破れ 日活映画
日本任侠伝 花の渡世人 日活映画
殺るかやられるか 日活映画
けんかえれじい 日活映画
新遊侠伝 日活映画
1967年(昭和42年) 23歳 夢は夜ひらく 日活映画
新・男の紋章 若親分誕生 日活映画
秩父水滸伝 影を斬る剣 日活映画
燃える雲 日活映画
関東も広うござんす 日活映画
対決 日活映画
爆破3秒前 日活映画
関東刑務所帰り 日活映画
君は恋人 日活映画
血斗 日活映画
1968年(昭和43年) 24歳 遊侠三国志 鉄火の花道 日活映画
残侠無情 日活映画
明治血風邪録 鷹と狼 日活映画
昭和のいのち 日活映画
嵐の果し状 日活映画
鮮血の賭場 日活映画
三匹の悪党 日活映画
1969年(昭和44年) 25歳 地獄の破門状 日活映画
代紋 男で死にたい 日活映画
さくら盃 義兄弟 ニューセンチュリー映画
昇り竜 鉄火肌 日活映画
年上の女 日活映画
博徒百人 日活映画
代紋 地獄の盃 日活映画
日本残侠伝 日活映画
さくら盃 任侠 ニューセンチュリー映画
博徒百人 任侠道 日活映画
荒い海 日活映画
侠花列伝 襲名賭博 日活映画
刺客列伝 日活映画
喧嘩博徒 地獄の花道 日活映画
1970年(昭和45年) 26歳 牡丹と竜 日活映画
あばれ丁半 日活映画
戦争と人間 第一部 運命の序曲 日活映画
土忍記 風の天狗 日活映画
1971年(昭和46年) 27歳 渡世人 命の捨て場 日活映画
逆縁三つ盃 日活映画
戦争と人間 第二部 愛と悲しみの山河 日活映画
1972年(昭和47年) 28歳 人生劇場 青春愛欲残侠篇 松竹映画
1973年(昭和48年) 29歳 宮本武蔵 松竹映画
戦争と人間 完結篇 日活映画
1974年(昭和49年) 30歳 狼よ落日を斬れ 風雲篇・激情篇・怒涛篇 松竹映画
1975年(昭和50年) 31歳 昭和枯れすすき 松竹映画
1988年(昭和63年) 44歳 アナザー・ウェイ ―D機関情報― タキエンタープライズ映画
2006年(平成18年) 62歳 シャーロットのおくりもの UIP映画 馬のアイク役(日本語吹き替え)
2011年(平成23年) 67歳 劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ
ビクティニと黒き英雄 ゼクロム・白き英雄 レシラム
東宝映画 ゼクロム役(声の出演)
2017年(平成29年) 73歳 ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜 ワーナー・ブラザース映画 志島一心 / ハートランド王役(声の出演)

テレビドラマ

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舞台

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公開年 年齢 作品名 舞台名
1968年(昭和43年) 24歳 花の生涯 明治座
1970年(昭和45年) 26歳 散りぬるを 明治座
1970年(昭和45年) 26歳 浅間追分 明治座
1971年(昭和46年) 27歳 旅姿鼠小僧 南座
1971年(昭和46年) 27歳 京の蛍火 南座
1971年(昭和46年) 27歳 燃えるみちのく 明治座
1971年(昭和46年) 27歳 つばくろは帰る 明治座
1971年(昭和46年) 27歳 京の蛍火 明治座
1972年(昭和47年) 28歳 尾張のつむじ風 南座
1972年(昭和47年) 28歳 月夜鴉 南座
1972年(昭和47年) 28歳 いろは匂へど 明治座
1972年(昭和47年) 28歳 鞍馬天狗 明治座
1973年(昭和48年) 29歳 織田信長 明治座
1973年(昭和48年) 29歳 瞼の母 明治座
1973年(昭和48年) 29歳 浪花女 明治座
1974年(昭和49年) 30歳 小袖源氏 明治座
1974年(昭和49年) 30歳 しぐれ茶屋おりく 明治座
1974年(昭和49年) 30歳 秋風三国峠 明治座
1975年(昭和50年) 31歳 織田信長 新歌舞伎座
1975年(昭和50年) 31歳 笛吹き銀次郎 新歌舞伎座
1975年(昭和50年) 31歳 京の蛍火 新歌舞伎座
1975年(昭和50年) 31歳 みちのく戦記 明治座
1975年(昭和50年) 31歳 月形半平太 明治座
1975年(昭和50年) 31歳 通天閣界隈 明治座
1975年(昭和50年) 31歳 あばれ狼 明治座
1976年(昭和51年) 32歳 武蔵坊弁慶 新歌舞伎座
1976年(昭和51年) 32歳 花と龍 新歌舞伎座
1977年(昭和52年) 33歳 真田太平記 明治座
1977年(昭和52年) 33歳 花と龍 明治座
1977年(昭和52年) 33歳 秋色おどり絵巻 明治座
1978年(昭和53年) 34歳 織田信長 御園座
1978年(昭和53年) 34歳 花と龍 御園座
1978年(昭和53年) 34歳 宮本武蔵〜千本杉の巻〜 明治座
1978年(昭和53年) 34歳 鬼平犯科帳 狐火 明治座
1978年(昭和53年) 34歳 秋色おどり絵巻〜舞踏劇〜桃太郎侍 明治座
1979年(昭和54年) 35歳 真田太平記 御園座
1979年(昭和54年) 35歳 月形半平太 御園座
1979年(昭和54年) 35歳 宮本武蔵〜般若野の巻〜蓮台寺野の巻 明治座
1979年(昭和54年) 35歳 男の紋章 明治座
1979年(昭和54年) 35歳 桃太郎侍 明治座
1980年(昭和55年) 36歳 武田信玄 明治座
1980年(昭和55年) 36歳 人生劇場 明治座
1980年(昭和55年) 36歳 桃太郎侍 明治座
1981年(昭和56年) 37歳 雪燃える 明治座
1981年(昭和56年) 37歳 桃太郎侍 明治座
1982年(昭和57年) 38歳 藍染川 明治座
1982年(昭和57年) 38歳 桃太郎侍 明治座
1983年(昭和58年) 39歳 武蔵坊弁慶 明治座
1983年(昭和58年) 39歳 遠山の金さん 明治座
1984年(昭和59年) 40歳 伊達の十郎左 明治座
1984年(昭和59年) 40歳 遠山の金さん〜江戸の母子草〜 明治座
1984年(昭和59年) 40歳 遠山の金さん〜江戸の母子草〜 明治座
1985年(昭和60年) 41歳 江戸育ち〜源太郎ぶし 明治座
1985年(昭和60年) 41歳 遠山の金さん〜琉球恨み花〜 明治座
1985年(昭和60年) 41歳 武田信玄 明治座
1985年(昭和60年) 41歳 遠山の金さん〜天保おんな忠臣蔵〜 明治座
1985年(昭和60年) 41歳 エピローグ 秋 愛の詩 明治座
1986年(昭和61年) 42歳 細川忠興 愛と哀しみの連舞 明治座
1986年(昭和61年) 42歳 遠山の金さん〜敵討紅葉加賀染〜 明治座
1986年(昭和61年) 42歳 エピローグ 川 春秋 明治座
1987年(昭和62年) 43歳 武田信玄 新歌舞伎座
1987年(昭和62年) 43歳 遠山の金さん〜天保おんな忠臣蔵 新歌舞伎座
1987年(昭和62年) 43歳 舞踏伊達男五月晴れ 新歌舞伎座
1987年(昭和62年) 43歳 国盗り物語 明治座
1987年(昭和62年) 43歳 遠山の金さん〜伊勢写遠山日記〜 明治座
1987年(昭和62年) 43歳 エピローグ 秋燈記 明治座
1988年(昭和63年) 44歳 男の紋章 新歌舞伎座
1988年(昭和63年) 44歳 遠山の金さん〜琉球恨み花〜 新歌舞伎座
1988年(昭和63年) 44歳 オンステージ さつきに詩う 新歌舞伎座
1988年(昭和63年) 44歳 熊谷直実〜16年は夢のまた夢〜 明治座
1988年(昭和63年) 44歳 遠山の金さん〜晴舞台遠山策略〜 明治座
1988年(昭和63年) 44歳 エピローグ 秋想譜 明治座
1989年(平成元年) 45歳 花と龍 新歌舞伎座
1989年(平成元年) 45歳 遠山の金さん〜晴舞台遠山策略〜 新歌舞伎座
1989年(平成元年) 45歳 オンステージ やよいに詩う 新歌舞伎座
1989年(平成元年) 45歳 北の風物語 明治座
1990年(平成2年) 46歳 伊達の十郎左 新歌舞伎座
1990年(平成2年) 46歳 オンステージ やよいに詩う 新歌舞伎座
1990年(平成2年) 46歳 桃太郎侍 明治座
1990年(平成2年) 46歳 桃太郎侍 中日劇場
1991年(平成3年) 47歳 遠山の金さん〜天保おんな忠臣蔵〜 巡業
1991年(平成3年) 47歳 エピローグ 夏祭花の賑〜 巡業
1992年(平成4年) 48歳 桃太郎侍 梅田コマ
1992年(平成4年) 48歳 遠山の金さん〜天保おんな忠臣蔵〜 中日劇場
1993年(平成5年) 49歳 あした吹く風 明治座
1993年(平成5年) 49歳 帰って来た桃太郎侍 劇場飛天
1994年(平成6年) 50歳 ぶらり信兵衛〜紫陽花の唄〜 明治座
1994年(平成6年) 50歳 あした吹く風 中日劇場
1995年(平成7年) 51歳 風流夢大名 明治座
1996年(平成8年) 52歳 雪の夢 華のゆめ 明治座
1997年(平成9年) 53歳 桃太郎侍〜夢の子守唄が聞こえる〜 明治座
1997年(平成9年) 53歳 風流夢大名 劇場飛天
1998年(平成10年) 54歳 風流夢大名 明治座
1999年(平成11年) 55歳 桃太郎侍〜夢の子守唄が聞こえる〜 松竹座
1999年(平成11年) 55歳 天翔ける夢〜長州を破った男〜 明治座
2000年(平成12年) 56歳 男の紋章 明治座
2000年(平成12年) 56歳 桃太郎侍 明治座
2001年(平成13年) 57歳 いのち燃ゆるとき〜開化のおんなたち〜 明治座
2005年(平成17年) 61歳 恋ぶみ屋一葉 新橋演舞場

教養番組・情報番組

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  • 趣味悠々NHK Eテレ
    • 鶴太郎流墨彩画塾(2003年) - レギュラー(受講生)
    • 鶴太郎流書初めスペシャル(2004年1月2日)
    • 新・鶴太郎流墨彩画塾(2004年) - レギュラー(受講生)
    • 続・鶴太郎流墨彩画塾(2005年) - レギュラー(受講生)
  • ダーウィンの動物大図鑑 はろ〜!あにまる(2008年、NHK BShi) - ナレーター
  • トコトンハテナ(2005年 - 2012年、テレビ東京) - 司会
  • 日本史探究スペシャル ライバルたちの光芒〜宿命の対決が歴史を動かした! 〜(2012年 - 2013年9月25日、BS-TBS) - 司会
  • NHK高校講座日本史(2014年度分)(2014年4月18日 - 2015年3月6日、NHKEテレ) - 司会[49]
  • 高橋英樹の名画謎解き!歴史ミステリー〜日本画の巨星 安田靫彦〜(2016年4月23日、BS朝日) - 番組ナビゲーター
  • 真麻のドドンパッ!(2016年10月 - 2017年9月、BS日テレ) - 「高橋英樹の日本史侍」のコーナー担当(水曜レギュラー)
  • 高橋英樹のクイズ!なるほど歴史館(2017年4月14日、BS11) - 司会
  • あなたも絶対行きたくなる!日本「最強の城」スペシャル(2018年6月30日・12月29日、2019年5月3日・9月16日、2020年7月24日、NHK総合)
    • あなたも絶対行きたくなる!日本最強の城 明智光秀スペシャル(2020年1月4日、NHK総合)
  • にっぽんの芸能(2020年4月 - 2022年4月1日、NHK Eテレ) - 司会
  • 生中継!江戸を彩る桜(2021年3月26日、NHK BSプレミアム)[51]

音楽番組

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  • 甦る歌謡曲(2015年6月21日 - 2017年1月4日、テレビ朝日〈不定期特番〉) - 娘・高橋真麻と司会
  • 第49回日本有線大賞(2016年12月5日、TBS) - 小島瑠璃子と司会 [52]
  • 決定版!これが日本の名曲だ(2017年8月11日・12月27日・2018年5月4日、テレビ朝日) - MC
    • 決定版!日本の名曲グランプリ(2018年12月19日・2019年4月4日、テレビ朝日) - MC
    • 決定版!日本の名曲100選(2019年8月16日、テレビ朝日) - MC
  • 昭和の名曲シリーズ(テレビ朝日)
    • 今歌いたい!昭和の名曲ランキングTOP50(2023年1月19日) - MC
    • 夏に歌いたい!昭和の名曲カラオケ夏うた最強ランキングTOP50(2023年6月7日) - MC
    • 今聴きたい!昭和の名曲心にしみる恋愛ソングTOP60(2023年10月10日) - MC
    • 時代がよみがえる!昭和の名曲あのころ最も売れた80年代ソング総決算(2024年3月29日) - MC
    • 昭和の名曲!夏メロTOP30 70年代&80年代の青春プレイバック(2024年6月27日) - MC
    • 昭和の名曲!切なさが止まらない愛と涙の恋愛ソングTOP30(2024年9月18日) - MC

バラエティ

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CM

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ディスコグラフィ

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シングル

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  1. 激流に生きる男(1962年、NS-558)
    • 映画『激流に生きる男』主題歌(当初主演予定だった赤木圭一郎の歌唱による曲のカバーではなく、同名異曲)
    (c/w 東京の風は知っている)※歌唱:浜田光夫
  2. 憎いあンちくしょう*歌唱 石原裕次郎(1962.7.NS-577)
    (c/w 霧の夜の男)
  3. 星の瞳をもつ男(1962年7月、NS-581)
    (c/w 激しい河)
  4. 想い出を抱く男(1962年11月 NS-626)
    (c/w 明日を明日を待とうぜ)
  5. 海を裂く男(1962年、NS-640)
    (c/w 古城の星)
  6. 青い山脈の歌(1962年、NS-648)
    (c/w 海の鷹)
  7. 絶壁に立つ男 (1963年5月、NS-701)
    (c/w 男は男の道を行く)
  8. 男の紋章(1963年6月、NS-729)
    (c/w 男ごころ)
  9. 若い仲間 (1963年6月、NS-714)※共唱:浜田光夫
    (c/w カンナの花よ)※歌唱:沢リリ子
  10. エデンの海(1963年)
    (c/w 若さはからだで知るものさ)
  11. 通学列車(1964年2月 NS-770)※歌唱:浜田光夫
    (c/w あの娘のためさ)
  12. あたって砕けろ※歌唱:浜田光夫(1964年5月 SN-62)
    (c/w 夕焼け山脈)
  13. 男の紋章(1967年2月15日、TP-1407)
    (c/w こころの君よいつまでも)
  14. 風の中の愛(1981年、AH-69)
    (c/w まよい道)
    • 「生きる」(テレビ朝日系)挿入歌
  15. ありがとうパパ(1981年8月、AH-95)※デュエット:仙道敦子
    (c/w 鏡の中に)
  16. ライラライ〜しあわせをみちづれに〜(1987年2月5日、7K-254)
    (c/w 紫陽の花)
  17. おくれ咲き(1992年2月10日、TEDA-10213)
    (c/w 浮雲)
  18. ウェディング・グラス(1996年12月18日、VIDL-11033)
    (c/w よせよ)

アルバム

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  1. 君に囁く高橋英樹(1963、NL-2037)

著書

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  • 『家族上手に生きる - 妻はアンコ 夫はおモチ』(2004年、小学館ISBN 9784093875097
  • 『一書一顔 高橋英樹作品集』(英友社、限定発売品)
  • 『高橋英樹のおもしろ日本史』(2014年、KKベストセラーズ) ISBN 9784584135822

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ メンバーは英樹のほか、桂歌丸萩本欽一王貞治北島三郎茂木健一郎の6名。
  2. ^ 1981年の東映制作版『西村京太郎トラベルミステリー』の放送開始以来、三橋が十津川を演じていた。
  3. ^ 2012年10月13日放送分の『嵐にしやがれ』では「今の金額にして1億くらいかな?」とコメントしている。実際に、英樹が日活との専属契約を解消した1971年2011年消費者物価指数(持家の帰属家賃を除く)の比較ではおよそ2.83倍となり、3500万円は1億円弱と換算される[20]
  4. ^ 英樹が師事した流派は小野派一刀流の中でも中西子定の系統であり、中西派一刀流とも呼ばれる。正式名称は「一刀流」。
  5. ^ 元々石原裕次郎の主演映画として話が進められていたが、スキー事故で怪我をしたため主演を赤木圭一郎に変更された。しかしその撮影期間中の休憩時にゴーカートの事故により赤木が急逝し、その代役として英樹が主役を演じることとなった。
  6. ^ 女と愛とミステリー水曜ミステリー9水曜シアター9⇒水曜ミステリー9に枠が変更。
  7. ^ 2022年3月10日からParaviで先行配信予定

出典

[編集]
  1. ^ a b c 高橋英樹”. 日本タレント名鑑. VIPタイムズ社. 2017年4月11日閲覧。
  2. ^ 高橋英樹&真麻親子が「サンドウィッチマン」ら所属の事務所に移籍発表”. スポーツ報知. 2018年1月15日閲覧。
  3. ^ 週刊平凡』1962年5月3日号 p.20 - 21「高橋英樹のニックネーム『ナイス・ガイ』に決まる」
  4. ^ a b c d e f g “インタビュー〈日曜日のヒーロー〉第406回 高橋英樹”. nikkansports.com. (2004年3月21日). オリジナルの2004年6月3日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20040603103401/http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/interview/2004/sun040321.html 2013年7月10日閲覧。 
  5. ^ 高橋英樹、時代劇から司会まで引っ張りだこの大物俳優の素顔に迫る! - ウェイバックマシン(2019年4月23日アーカイブ分)
  6. ^ a b 週刊文春 1997年5月15日号 p.68 - 71『「家」の履歴書』
  7. ^ a b デジタル版 日本人名大辞典+Plus「高橋英樹」の解説”. KOTOBANK. 2022年6月26日閲覧。
  8. ^ a b c d e f 高橋英樹 略歴”. 映画DB. 2022年7月5日閲覧。
  9. ^ a b c “でっかくいくぜ 両雄 裕ちゃん、勝つぁん 実力の見せ場 "低迷期"でチャンス〈裕次郎〉 合作で国際舞台へ 東映には出ないよ、作品で勝負〈勝新〉”. スポーツニッポン (スポーツニッポン新聞社): p. 13. (1972年1月4日) 
  10. ^ 『劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ ビクティニと黒き英雄 ゼクロム・白き英雄 レシラム』のパンフレット、高橋のコメントより。
  11. ^ 劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ ビクティニと黒き英雄 ゼクロム インタビュー: “映画俳優”高橋英樹、36年ぶり銀幕復帰で新境地開拓”. 映画.com (2011年7月12日). 2013年5月30日閲覧。
  12. ^ “高橋英樹 浅草芸能大賞に!「いただいた仕事はなんでもやります!」”. 芸能ニュースラウンジ. (2013年3月17日). オリジナルの2020年1月29日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20200129151219/http://newslounge.net/archives/69563 2021年9月8日閲覧。 
  13. ^ 新春ワイド時代劇「影武者 徳川家康」”. テレビ東京. 2013年12月12日閲覧。
  14. ^ 影武者 徳川家康”. 東映株式会社. 2013年12月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年12月12日閲覧。
  15. ^ 高橋英樹と真麻、サンドウィッチマンらの事務所移籍,日刊スポーツ,2019年1月15日
  16. ^ 【大河のころ 高橋英樹(1)】「信長の生まれ変わり」そう思えるほどほれ込んだ役(2/3)”. サンケイスポーツ (2018年5月6日). 2019年2月2日閲覧。
  17. ^ アサ芸世代1000人アンケート 後世に遺したい「テレビ時代劇」(1)桃太郎侍 高橋英樹 初めは悪人を「峰打ち説教」”. Asageiplus (2011年8月10日). 2019年2月2日閲覧。
  18. ^ 弥勒坊燕斎役 高橋英樹さん”. 朝日放送. 2024年2月2日閲覧。
  19. ^ a b 高橋英樹が語る“寝ずに豪遊した20代”の思い出”. 女性自身 (2016年2月19日). 2022年7月23日閲覧。
  20. ^ 教えて!にちぎん「昭和40年の1万円を、今のお金に換算するとどの位になりますか?」”. 日本銀行. 2011年5月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年5月27日閲覧。
  21. ^ 「芸能人親子の思い出ほっこり旅」 2014年5月17日(土)放送内容”. カカクコム (2014年5月17日). 2019年2月2日閲覧。
  22. ^ 嵐にしやがれ』(日本テレビ2012年10月13日放送分 放送内容|嵐にしやがれ”. 日本テレビ放送網. 2013年5月13日閲覧。
  23. ^ 俳優・高橋英樹さんの「趣味が心の健康法」> 過去のコラム|健康かけいぼ”. 沢井製薬 (2008年9月24日). 2010年11月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年5月12日閲覧。
  24. ^ 高橋英樹個展「一書一顔」インターネット作品展”. アイウエオ企画 (2007年3月17日). 2013年5月13日閲覧。
  25. ^ 俳優・高橋英樹さんの「たわし健康法」> 過去のコラム|健康かけいぼ”. 沢井製薬 (2008年8月1日). 2011年5月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年5月13日閲覧。
  26. ^ なりたかった!もの?”. 高橋英樹オフィシャルブログ (2018年5月18日). 2019年2月2日閲覧。
  27. ^ まだまだの花粉症対策”. 高橋英樹オフィシャルブログ (2018年4月21日). 2019年2月2日閲覧。
  28. ^ 俳優・高橋英樹さんの「健康の危機を乗り越えて」>過去のコラム|健康かけいぼ”. 沢井製薬 (2008年11月12日). 2010年11月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年4月21日閲覧。
  29. ^ 『高橋英樹のおもしろ日本史』刊行記念! 高橋英樹インタビュー『歴史は推理して、考えることが楽しいんです。』(2014年10月29日時点のアーカイブ
  30. ^ “高橋英樹「おもしろ日本史」出版で妻子が面白逸話を披露”. スポニチ Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2014年6月29日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2014/06/29/kiji/K20140629008465330.html 2017年4月11日閲覧。 
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  33. ^ 週刊平凡 1973年12月13日号 p.29 - 34 高橋英樹結婚関連の記事
  34. ^ もてもてナインティナイン|2013/07/09(火)放送”. TVでた蔵 (2013年7月9日). 2013年7月23日閲覧。
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  36. ^ 高橋英樹が語る浅岡ルリ子宅に下宿していた下積み時代”. 女性自身 (2016年2月6日). 2022年7月30日閲覧。
  37. ^ 「朝日新聞」 1962年11月24日 夕刊。
  38. ^ 7《高橋英樹に始まって》その1”. (白川文造)BUNZO’s note 〜昭和のテレビ編成マンの昔話〜 (2008年10月26日). 2013年5月7日閲覧。
  39. ^ “【高橋英樹】歴史は推理だから面白い…真麻も「パパ、お城って素晴らしいね」”. ZAKZAK (産経デジタル). (2014年10月24日). https://www.zakzak.co.jp/people/news/20141024/peo1410240600001-n1.htm 2017年4月11日閲覧。 
  40. ^ a b c d 週刊文春 2002年6月13日号 p.64 - 69『阿川佐和子のこの人に会いたい』
  41. ^ a b “高橋英樹、宍戸錠のものまねで日活に合格するも「父から勘当」”. FLASH. (2019年7月23日). https://smart-flash.jp/entame/76138/1/ 2021年9月8日閲覧。 
  42. ^ 公式パンフレットで振り返る授賞式 - 日本アカデミー賞公式サイト
  43. ^ 「日本映画界のドン」岡田茂氏逝く”. スポニチ Sponichi Annex. スポーツニッポン新聞社 (2011年5月10日). 2017年4月11日閲覧。
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外部リンク

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