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阪神ジャンプステークス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
阪神ジャンプステークス
第20回阪神ジャンプステークス(2018年9月15日)
優勝馬:アップトゥデイト
開催国 日本の旗 日本
主催者 日本中央競馬会
競馬場 阪神競馬場
創設 1999年9月25日
2024年の情報
距離 障害芝3330m(中京競馬場)
格付け J・GIII
賞金 1着賞金2900万円
出走条件 サラ系障害3歳以上(混合)
負担重量 別定
出典 [1][2]
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阪神ジャンプステークス(はんしんジャンプステークス)は、日本中央競馬会(JRA)が阪神競馬場で施行する中央競馬重賞競走J・GIII)である。

概要

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1968年に創設された阪神障害ステークスを前身とし、1999年に創設された障害の重賞競走[3]。距離は幾度かの変遷を経て、2007年より芝3140mで行われている[3]

競走条件

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以下の内容は、2023年現在[1][2]のもの。

出走資格:サラ系障害3歳以上

負担重量:別定

  • 3歳58kg、4歳以上60kg、牝馬2kg減
    • J・GI競走1着馬2kg増、J・GII競走1着馬1kg増

賞金

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2023年の1着賞金は2900万円で、以下2着1200万円、3着730万円、4着440万円、5着290万円[1][2]

歴史

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  • 1999年 - 4歳以上の馬による重賞(J・GIII)として創設、阪神競馬場の障害・芝3170mで施行。
  • 2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件を「3歳以上」に変更。
  • 2006年 - 阪神競馬場の馬場改修工事に伴い、中京競馬場(旧コース)の障害・芝3330mで施行。
  • 2007年 - 施行距離を障害・芝3140mに変更。
  • 2020年
  • 2024年 ー 阪神競馬場リフレッシュ工事に伴う開催日割の変更のため中京競馬場障害・芝3330mで施行[6]

歴代優勝馬

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距離のコース種別は、最後の直線コースを走行する際の馬場で記述する。

優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記に揃えている。

回数 施行日 競馬場 距離 優勝馬 性齢 タイム 優勝騎手 管理調教師 馬主
第1回 1999年9月25日 阪神 芝3170m ヒサコーボンバー 牡6 3:30.7 牧田和弥 西園正都 久富勘助
第2回 2000年9月16日 阪神 芝3170m テイエムダイオー 牡4 3:30.6 白浜雄造 鹿戸明 竹園正繼
第3回 2001年9月15日 阪神 芝3170m アイディンサマー 牡4 3:29.4 高田潤 藤原英昭 米井勝
第4回 2002年9月14日 阪神 芝3170m ミレニアムスズカ 牡4 3:27.4 北沢伸也 橋田満 永井啓弍
第5回 2003年9月20日 阪神 芝3170m ウインマーベラス 牡6 3:32.0 白浜雄造 森秀行 (株)ウイン
第6回 2004年9月20日 阪神 芝3170m ロードプリヴェイル 牡6 3:29.2 熊沢重文 池江泰郎 (株)ロードホースクラブ
第7回 2005年9月19日 阪神 芝3170m アズマビヨンド 牡6 3:31.4 白浜雄造 加用正 東哲次
第8回 2006年9月18日 中京 芝3330m コウエイトライ 牝5 3:37.8 小坂忠士 田所清広 伊東政清
第9回 2007年9月17日 阪神 芝3140m コウエイトライ 牝6 3:27.9 小坂忠士 田所清広 伊東政清
第10回 2008年9月20日 阪神 芝3140m コウエイトライ 牝7 3:26.4 小坂忠士 田所清広 伊東政清
第11回 2009年9月21日 阪神 芝3140m マヤノスターダム 牡7 3:29.7 植野貴也 坂口正大 田所英子
第12回 2010年9月20日 阪神 芝3140m コウエイトライ 牝9 3:26.4 小坂忠士 山内研二 伊東政清
第13回 2011年9月19日 阪神 芝3140m クランエンブレム 牡7 3:29.5 山本康志 手塚貴久 (有)サンデーレーシング
第14回 2012年9月15日 阪神 芝3140m テイエムハリアー 牡6 3:25.6 熊沢重文 五十嵐忠男 竹園正繼
第15回 2013年9月14日 阪神 芝3140m オースミムーン 牡4 3:24.8 高田潤 小野幸治 (株)オースミ
第16回 2014年9月20日 阪神 芝3140m メイショウブシドウ 牡5 3:28.5 高田潤 角居勝彦 松本好雄
第17回 2015年9月19日 阪神 芝3140m オースミムーン 牡6 3:31.9 高田潤 松下武士 (株)オースミ
第18回 2016年9月17日 阪神 芝3140m ニホンピロバロン 牡6 3:28.2 高田潤 田所秀孝 小林百太郎
第19回 2017年9月16日 阪神 芝3140m アップトゥデイト 牡7 3:29.3 林満明 佐々木晶三 前田幸治
第20回 2018年9月15日 阪神 芝3140m アップトゥデイト 牡8 3:27.2 白浜雄造 佐々木晶三 今西宏枝
第21回 2019年9月14日 阪神 芝3140m メドウラーク 牡8 3:29.8 北沢伸也 橋田満 吉田勝己
第22回 2020年9月19日 中京 芝3300m タガノエスプレッソ 牡8 3:33.3 平沢健治 五十嵐忠男 八木良司
第23回 2021年9月18日 中京 芝3300m トゥルボー 牡5 3:38.3 石神深一 小笠倫弘 (株)ノースヒルズ
第24回 2022年9月17日 中京 芝3300m ホッコーメヴィウス セ6 3:33.4 黒岩悠 清水久詞 北幸商事(株)
第25回 2023年9月16日 阪神 芝3140m ジューンベロシティ 牡5 3:25.7 西谷誠 武英智 吉川潤
第26回 2024年9月14日 中京 芝3330m サペラヴィ 牡7 3:39.0 江田勇亮 南田美知雄 伊達敏明

脚注・出典

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参考文献

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  • 「阪神ジャンプステークス(J・GIII)」『中央競馬全重賞競走成績集【障害・廃止競走編】』日本中央競馬会、2006年、241-252頁。 

注釈

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出典

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  1. ^ a b c 重賞競走一覧(レース別・関西)” (PDF). 日本中央競馬会. p. 25. 2023年2月8日閲覧。
  2. ^ a b c 令和5年第4回阪神競馬番組” (PDF). 日本中央競馬会. 2023年9月11日閲覧。
  3. ^ a b 2023年度第4回阪神競馬特別レース名解説” (PDF). 日本中央競馬会. p. 2. 2023年9月11日閲覧。
  4. ^ 重賞競走一覧(レース別・関西)” (PDF). 日本中央競馬会. p. 25 (2020年). 2020年9月23日閲覧。
  5. ^ 9月12日(土曜)から10月4日(日曜)までの中央競馬の開催等”. 日本中央競馬会 (2020年8月27日). 2020年9月19日閲覧。
  6. ^ 2024年度開催日割および重賞競走日本中央競馬会、2023年10月16日配信・閲覧

各回競走結果の出典

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