コンテンツにスキップ

植村喜八郎

半保護されたページ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

うえむら きはちろう
植村 喜八郎
植村 喜八郎
本名 植村 喜八郎
生年月日 (1960-09-05) 1960年9月5日(64歳)
出身地 日本の旗 日本大分県[1][2]
身長 172 cm[1]
血液型 A型[1]
職業 俳優声優
ジャンル テレビドラマ映画舞台アニメ吹き替え
活動期間 1979年 -
所属劇団 劇団青年座[1][2]
公式サイト 植村 喜八郎|劇団青年座
主な作品
テレビドラマ
超新星フラッシュマン
地球戦隊ファイブマン
映画
容疑者 室井慎次』『母べえ
テレビアニメ
親子クラブ
テンプレートを表示

植村 喜八郎(うえむら きはちろう、1960年9月5日[1][3] - )は、日本男性俳優[3][2]声優[2]。本名は同じ[4]

大分県出身[1][2]横浜商科大学高等学校卒業[1][4]劇団青年座所属[1][2]

来歴

小学生のころに観た『キイハンター』の千葉真一に憧れ、1978年東映アクションタレントクラブの第一期生として、スタントマン兼俳優活動を開始[5]。同期には、『バトルフィーバーJ』で後半よりミスアメリカのスーツアクトレスとなる小野寺えい子がいた[6]

東映アクションに2年ほど在籍したのち、倉田保昭主宰のアクション集団「倉田保昭とザ・カンフー」に入る[5]。しかし、「ザ・カンフー」は1年ほどで解散し、その後は知り合いの役者がいる芸能プロダクションに所属し俳優業を続けた[5]

ふたたび東映アクションに練習をさせてもらうという名目で出入りするようになり、ヒーローショーなどにも出演していたころ、スーパー戦隊シリーズのオーディションを受けることとなる[5]。これに合格し、1986年から1987年まで放送された『超新星フラッシュマン』のダイ/グリーンフラッシュ役でレギュラー出演することとなった[5][2]。『超新星フラッシュマン』終了の1年後、演技の基礎を磨くために劇団青年座の研究所に入る[7](第14期生[8])。

1990年には『地球戦隊ファイブマン』の初代艦長シュバリエ役で出演[7][2]2012年に『海賊戦隊ゴーカイジャー』に出演した際には、25年ぶりにダイ役を演じた[9][2]

人物・エピソード

特技はカンフーアクション、殺陣空手技斗[3]

青年座の舞台以外にも野田秀樹作品への出演もしている。

ショッカーO野は高校の同級生である[10]

特撮関連

『超新星フラッシュマン』では、オーディション時の立てた髪型がテレビ朝日プロデューサーの加藤守啓に気に入られたと述べている[11]

東映プロデューサーの鈴木武幸は、『地球戦隊ファイブマン』で植村を起用した理由について、戦隊の出演経験があり、アクションを得意としていたことを挙げている[12]。同作品で共演した藤敏也は、事前にJACから植村は殺陣がうまいと聞かされており、共演中にはかっこいいパンチやキックの決め方を教わったという[13]

『ファイブマン』では、撮影初日が真夏の暑い日であったため日射病になりかけたが、言い出すことができず根性で乗り切ったという[11]

『ゴーカイジャー』は、当時5歳の娘と共に視聴しており、依頼を受けたときは「やっと来たか」という思いであったという[2]

科学戦隊ダイナマン』のダイナイエロー・南郷耕作役の時田優と親交があり、時田の勧めで救命救急講習に参加し、2012年7月3日には実際に人命救助を行っている[14]

出演作品(俳優)

テレビドラマ

映画

DVD

  • ヒロインピンチオムニバス24 太陽の戦士レオーナ MAMA(2019年、ZENピクチャーズ) - 桐島章吾

出演作品(声優)

テレビアニメ

1993年
1994年
1997年
1998年
1999年
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
2009年

OVA

劇場アニメ

ゲーム

2000年代
2010年代

吹き替え

映画

ドラマ

脚注

  1. ^ a b c d e f g h 植村喜八郎”. 劇団青年座. 2017年4月24日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j 「LEGEND CAST INTERVIEW_04 植村喜八郎」『海賊戦隊ゴーカイジャー公式読本 豪快演義』グライドメディア〈グライドメディアムック73〉、2012年6月1日、101頁。ISBN 978-4-8130-8173-9 
  3. ^ a b c 植村喜八郎”. タレントデータバンク. 2017年4月24日閲覧。
  4. ^ a b 『日本タレント名鑑2004』VIPタイムズ社、2004年、54頁。ISBN 978-4990124229 
  5. ^ a b c d e 東映ヒーローMAX 2007, p. 74
  6. ^ 『東映ヒーローMAX』VOL.10、辰巳出版、2004年9月10日、80頁、ISBN 4-7778-0061-X 
  7. ^ a b 東映ヒーローMAX 2007, p. 76
  8. ^ 劇団青年座|座員連盟”. 劇団青年座. 2018年9月8日閲覧。
  9. ^ 海賊戦隊ゴーカイジャー 第49話「宇宙最大の宝」, 東映, https://web.archive.org/web/20240221214706/https://www.toei.co.jp/tv/go-kai/story/1198018_1843.html 2018年9月8日閲覧。 
  10. ^ 萬画館~記念館(ショッカーO野の戦闘報告), さくらのブログ, http://shocker.sblo.jp/archives/20161022-1.html 2018年9月8日閲覧。 
  11. ^ a b 超世紀全戦隊大全集 1993, p. 188, 「戦隊シリーズ キャストインタビュー 植村喜八郎」
  12. ^ 20th1990 2019, p. 5, 「INTERVIEW ファイブマンの真実 鈴木武幸
  13. ^ 20th1990 2019, pp. 18–19, 「SPECIAL INTERVIEW '90 藤敏也
  14. ^ “救急法習った元戦隊ヒーロー、アキバで人命救助”. 読売新聞. (2012年7月11日). オリジナルの2012年7月12日時点におけるアーカイブ。. https://archive.is/20120712104027/http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news2/20120711-OYT8T00880.htm 2012年7月13日閲覧。 
  15. ^ a b スタッフロール”. 機動戦士ガンダムオンライン. バンダイナムコオンライン. 2024年8月3日閲覧。

参考文献

外部リンク