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木村郁美

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
きむら いくみ
木村 郁美
プロフィール
愛称 キムイク
出身地 日本の旗 日本 東京都小金井市
生年月日 (1973-01-19) 1973年1月19日(51歳)
最終学歴 学習院大学文学部英米文学科
勤務局 TBSテレビ
職歴 TBSテレビ編成局アナウンス部
活動期間 1996年 - 2018年(アナウンサーとして)
ジャンル 情報番組など
配偶者 あり
出演番組・活動
出演経歴チューボーですよ!
スパスパ人間学!
音ボケPOPS
TBSレビュー
千葉ドリーム!もぎたてラジオ』など

木村 郁美(きむら いくみ、1973年1月19日 - )は、TBSテレビの元社員で元アナウンサー。母方の遠戚に伊東四朗がいる。

来歴・人物

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東京都小金井市の出身で、2歳から6歳まではドイツに、16歳から18歳まではアメリカ合衆国で生活していた帰国子女吉祥女子高等学校から、アメリカ・カリフォルニア州立ロイヤルトン高校を経て、学習院大学文学部英米文学科へ進学。同大学在学中は、学内の放送研究部に所属。同部の1年後輩に春日由実フジテレビ)、2年後輩に山本モナ(フリーアナウンサー[注釈 1])、3年後輩に山本真純(元日本テレビ)がいた。その一方で、1か月間にわたってインドネシアフィリピンへのホームステイを経験している。1994年、ミス・ユニバーシティ準優勝。

卒業後の1996年4月1日付で、TBS(当時)にアナウンサー31期生として入社。同期入社にはアナウンサーの小笠原亘広重玲子(現在はペイテレビ事業部)・志賀大士(現在は制作局バラエティー制作部のプロデューサー[1][2]の他、別の部署に属していた小渕優子(現在は政治家)がいる。1998年から1999年にかけて最大9本のレギュラー番組を抱えていた。最も忙しい時期だったのが『エクスプレス』のMCを務めていた2000年頃で、当時担当していた番組に加えてシドニーオリンピック中継の進行役など、幅広いジャンルの番組を担当していた。

趣味は料理、読書、サイクリング、健康、スキューバダイビング、旅、珍しいものを食べること(ゲテモノ食い)。特技は英会話、いつでもどこでも寝られること。好きな食べ物・飲み物はワイン焼酎ハーブ。苦手な食べ物はラーメン(熱い食べ物を急いで食べる感覚が嫌い)、甘いもの(スウィーツ系)。英語検定準1級、普通自動車運転免許、ワインエキスパート、チーズプロフェッショナル、ジュニアベジタブル&フルーツマイスター日本常識力検定3級、マナー検定初級など様々な資格を有している。

インドネシアのホームステイ先の家族から、ご馳走のつもりで羊の脳みそや鳩の頭を出されて、断れずに食したことから「ゲテモノ食い」が趣味のひとつになる[3]。一方で、後述のようにワインをはじめとするアルコール類も好み、自ら企画したTBSチャンネル向けの番組『ロワール川(フランス)ワイン紀行』『九州焼酎紀行』などが製作された。なお一部の番組は、関東ローカルで地上波でも放送されている。

プライベートでは、2006年5月19日杉澤修一(元プロテニスプレイヤーでスポーツマネジメント会社「スカンヂナビア」の代表取締役社長)と結婚したが、2009年5月に離婚。なお、2014年5月には、別の会社経営者と再婚している。

TBSテレビでは2018年6月までアナウンサーとして活動していたが、7月1日付でメディアビジネス局へ異動[4]後は、海外販売関連の事業に携わっていた[5]2021年9月9日付で退社[6]

過去の出演番組

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TBSテレビ

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レギュラー出演
単発出演など

BS-i→BS-TBS

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  • 山下マヌーの旅天国(2003年10月 - 2004年1月)
  • 旅まにあ(2004年2月 - 2005年3月)
  • 運びきれない思い出(2005年4月 - 2005年9月)
  • 生様人生(2005年10月 - 2007年3月)
  • 映画の時間+ 気ままにディレクターズカット(2010年5月 - 2011年3月)月に1回水曜23時台に放送
  • Cinemagic Cafe(2011年4月 - 2012年3月)毎月最終土曜日に放送
  • 音ボケPOPS (2014年4月 - 2015年9月) 不定期アシスタント
  • 田崎亭→田崎BAR(不定期)

TBSラジオ

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TBSチャンネル

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  • 木村郁美の九州焼酎紀行 〜幸せな焼酎〜(放送時間は不定)
  • 木村郁美のキレイの食卓 〜韓国編〜(同上)
  • 木村郁美のロワール川ワイン紀行(同上)
  • 木村郁美のほろ酔い紀行(2009年 - )
    • 2010年12月までの時点で「奄美大島・焼酎編」「山梨・ワイン編」「福島・日本酒編」「北陸・日本酒編」「北海道・ワイン編」「東京・本当に旨い店編」が制作

出演映画

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注釈

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  1. ^ 朝日放送の局アナ・放送記者。フリー転向後、最初はオフィス北野に所属。一時期「中西」姓を名乗っていた。活動休止期間あり。
  2. ^ 年末年始版

出典

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  1. ^ 東京放送 編「III.放送関係 7.アナウンサーの活動記録」『TBS50年史 資料編』東京放送、2002年1月、240頁。「1996.4<31期生> 4人入社(男2・女2) 小笠原亘 志賀大士 木村郁美 広重玲子」 
  2. ^ 東京放送 編「TBSアナウンサーの動き」『TBS50年史 付属資料・ハイブリッド検索編』(DVD-ROM & PDF)東京放送、2002年1月、33頁。「96.4<31期生>4人入社 小笠原亘 志賀大士 木村郁美 広重玲子」 
  3. ^ 八塩圭子『女性アナウンサーという生き方』日経BP社、1999年12月、49-58頁。 
  4. ^ 中野浩一のフリートーク (2018年7月7日). “大怪我を乗り越えて競技に復帰した朝比奈綾香さんが登場!”. TBSラジオ. 2018年7月8日閲覧。
  5. ^ “元TBSアナ木村郁美さんの退職理由「主人に永久就職」 生死さまよった夫との二人三脚”. ENCOUNT. (2021年12月7日). https://encount.press/archives/250358/ 2021年12月7日閲覧。 
  6. ^ “木村郁美元アナ、TBS退社 「チューボーですよ!」など多数のレギュラー番組抱え活躍…18年にメディアビジネス局へ異動”. サンケイスポーツ. https://www.sanspo.com/article/20210910-NBRRUSVNKBK7FJD3RCSTLH5DGY/ 2021年9月10日閲覧。 
  7. ^ a b c d e 東京放送 編「III.放送関係 7.アナウンサーの活動記録」『TBS50年史 資料編』東京放送、2002年1月、240頁。「木村郁美 R「こども音楽コンクール(1996)」「中野浩一のスーパートーク(1997)」 TV「王様のブランチ(1997)」「チューボーですよ」「エクスプレス(2000)」」 
  8. ^ a b c d e 東京放送 編「TBSアナウンサーの動き」『TBS50年史 付属資料・ハイブリッド検索編』(DVD-ROM & PDF)東京放送、2002年1月、33頁。「木村郁美…R「こども音楽コンクール(96)」「中野浩一のスーパートーク(97)」 TV「王様のブランチ(97)」「チューボーですよ」「エクスプレス(00〜)」」 

参考文献

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  • 八塩圭子『女性アナウンサーという生き方』日経BP社、1999年12月。ISBN 4-8222-1729-9全国書誌番号:20068833 
  • 東京放送 編『TBS50年史』東京放送、2002年1月。 

関連項目

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先代
(番組設立前につき、なし)
J-SPORTS女性サブキャスター
2002年 - 2003年
次代
川田亜子