小林正夫
小林 正夫 こばやし まさお | |
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生年月日 | 1947年5月11日(77歳) |
出生地 | 日本 東京都中野区 |
出身校 | 東京都立世田谷工業高等学校電気科 |
前職 |
東京電力労働組合中央副執行委員長 全国電力関連産業労働組合総連合副会長 |
所属政党 |
(民主党→) (民進党→) (旧国民民主党→) 国民民主党(民社協会) |
称号 | 旭日重光章 |
公式サイト | 参議院議員 小林正夫 |
選挙区 | 比例区 |
当選回数 | 3回 |
在任期間 | 2004年7月26日 - 2022年7月25日 |
小林 正夫(こばやし まさお、1947年5月11日[1] ‐ )は、日本の政治家。国民民主党顧問。民社協会顧問。
参議院議員(3期)、厚生労働大臣政務官(菅直人第1次改造内閣・菅直人第2次改造内閣)、参議院経済産業委員長・厚生労働委員長・政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員長、民進党副代表、旧国民民主党副代表、同総務会長、国民民主党参議院議員会長、全国電力関連産業労働組合総連合副会長、民社協会会長等を務めた。
来歴
[編集]東京都中野区生まれ[2]。1966年、東京都立世田谷工業高等学校(現:東京都立総合工科高等学校)電気科を卒業し、東京電力に入社[1]。東電入社4年目で東京電力労働組合の役員に就任し、組合専従へ転じた[1]。1989年、連合東京政策局長[1]。1997年より東電労組中央書記長、1999年より東電労組中央副執行委員長[1]。2002年、全国電力関連産業労働組合総連合副会長に就任した。
2004年の第20回参議院議員通常選挙に民主党公認で比例区から出馬し、党内最多の30万票あまりを獲得して初当選した。2010年の第22回参議院議員通常選挙で再選。参議院厚生労働委員長・政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員長を経て、2011年9月、菅直人第1次改造内閣で厚生労働大臣政務官(労働、子育て担当[3])に任命され、菅直人第2次改造内閣まで務めた[1][4]。
2016年、第24回参議院議員通常選挙で3選。同年、参議院経済産業委員長に就任した。
2017年10月27日、民進党代表の前原誠司が、同月の衆院選で党を分裂させる形で戦う原因をつくったことについて陳謝し、引責辞任を正式に表明[5]。前原の辞任に伴う代表選挙(10月31日実施)では大塚耕平の推薦人に名を連ねた。
2018年3月3日には高木義明に代わって民社協会会長に選出された[6]。2018年5月7日、民進党と希望の党の合流により結党された国民民主党に参加[7]。 同日、副代表に就任した[8]。9月11日より総務会長に就任[9]。
2020年9月1日、産業別労働組合の支援を受ける国民民主党の小林正夫(電力総連)、浜野喜史(同)、矢田稚子(電機連合)、浅野哲(同)、古本伸一郎(自動車総連)、濱口誠(同)、礒﨑哲史(同)、川合孝典(UAゼンセン)、田村麻美(同)ら組織内国会議員9人は、立憲民主党と国民民主党が合流する新党に参加しないと決めた[10]。9月7日、玉木雄一郎を中心とする新「国民民主党」に加わる国会議員の募集が締め切られ、9人のうち小林、浜野、矢田、浅野の4人が同党に入党届を提出したことが明らかとなった[11]。9月18日告示の参院会派「国民民主党・新緑風会」の参院議員会長選挙に立候補。他に立候補者がいなかったことから、18日の議員総会で会長就任が承認された[12]。
2022年7月10日投開票の第26回参議院議員通常選挙には立候補せず、3期18年で引退(電力総連の組織内候補としては竹詰仁が後継で立候補し当選)[13]。8月、党顧問に就任[14]。同年、旭日重光章受章[15]。
2023年5月13日、民社協会会長を退任し(後任は川合孝典)、顧問に就任[16]。
議員時代は茨城県に在住していたが、引退後は妻の実家がある東京都練馬区に転居し、地域活動の傍ら2024年4月からは武蔵大学の特別履修生として在学[17]。
役職
[編集]内閣
[編集]参議院
[編集]国民民主党
[編集]旧国民民主党
[編集]- 総務会長、財務金融・総務・決算部会長
- 副代表
民進党
[編集]- 副代表
- 財務局長
民主党
[編集]政策・主張
[編集]原子力発電
[編集]原子力発電の存続に肯定的な、全国の電力会社やその関連企業で構成される労働組合・全国電力関連産業労働組合総連合の組織内候補の1人であり[19]、2011年の東京電力福島第一原子力発電所事故以降、原発存続に向けて国会議員への陳情を行っていた電力総連の政治団体「電力総連政治活動委員会」から、計2650万円の献金を受けていた[20]。2017年2月16日、蓮舫代表ら党執行部が提唱する「2030年原発ゼロ」のスローガンについて議論された民進党のエネルギー・環境調査会において、「30年代ゼロ」を「30年ゼロ」への前倒しに反対する意見を表明した[21]。電力総連を含め、連合からも原発ゼロの前倒しに強い反対を受けた結果、蓮舫は党大会での「2030年原発ゼロ」の表明を断念した[22]。
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f 参議院議員 小林正夫のプロフィール
- ^ 小林 正夫(こばやし まさお):参議院
- ^ 第176回国会 厚生労働委員会 第1号
- ^ 厚生労働大臣政務官 小林 正夫
- ^ “民進党の前原誠司代表が辞任表明「政治は結果責任」”. 日刊スポーツ. (2017年10月27日) 2021年12月7日閲覧。
- ^ 『民社協会総会』(プレスリリース)参議院議員 小林正夫の活動日誌、2018年3月3日 。2024年5月13日閲覧。
- ^ “国民民主党、結党大会を開催”. Qnewニュース. (2018年5月7日) 2018年5月24日閲覧。
- ^ “国民民主党設立大会 綱領・規約・人事等を決定”. 国民民主党. (2018年5月7日) 2018年5月24日閲覧。
- ^ “【国民民主党役員人事】幹事長に平野博文氏 津村啓介氏は副代表に 党役員人事案を了承”. 産経新聞. (2018年9月11日) 2018年9月14日閲覧。
- ^ “民間労組系議員9人、合流新党に不参加”. 日本経済新聞. (2020年9月1日) 2020年9月4日閲覧。
- ^ “玉木氏ら新国民民主は14人 大塚氏参加、連合系割れる”. 中日新聞. (2020年9月8日) 2020年9月8日閲覧。
- ^ “国民参院会派会長に小林氏”. 時事通信. (2020年9月17日) 2020年9月27日閲覧。
- ^ 参議院議員 小林正夫の活動日誌
- ^ 『党役員』(プレスリリース)国民民主党、2022年8月31日 。2022年9月4日閲覧。
- ^ 『官報』号外235号、令和4年11月4日
- ^ “民社協会令和5年総会出席。第一三共労連イベントに参加”. 竹詰ひとし 活動報告. (2023年5月15日) 2024年5月13日閲覧。
- ^ “小林正夫さん、喜寿目前に国政から「学生」へ/「より深く」社会学の道に”. 電氣新聞. (2024年5月9日) 2024年5月13日閲覧。
- ^ 行財政改革総合調査会 役員(案)
- ^ “参院選きょう公示 電力総連、民進とすきま風 原発巡り“遺恨””. 産経新聞. (2016年6月22日) 2017年4月8日閲覧。
- ^ “「脱原発は困る」 電力労組、民主議員に組織的な陳情”. 朝日新聞. (2011年12月1日) 2017年4月8日閲覧。
- ^ “原発ゼロ前倒し、民進紛糾 問われる蓮舫代表の指導力”. 朝日新聞. (2017年2月16日) 2017年4月8日閲覧。
- ^ “蓮舫氏、崖っぷち党大会 原発ゼロ・改憲、身内から異論 衆院選転出、明言” (2017年3月13日). 2017年4月8日閲覧。
外部リンク
[編集]- 参議院議員 小林正夫
- 参議院議員 小林正夫オフィシャルブログ
- 参議院議員 小林正夫 (参議院議員-小林正夫-1481395875514681) - Facebook
議会 | ||
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参議院経済産業委員長 2016年 - 2017年 |
次代 斎藤嘉隆 |
先代 津田弥太郎 |
参議院厚生労働委員長 2011年 - 2012年 |
次代 武内則男 |
先代 工藤堅太郎 |
参議院政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員長 2011年 |
次代 田中直紀 |
公職 | ||
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厚生労働大臣政務官 岡本充功と共同 2010年 - 2011年 |
次代 藤田一枝 津田弥太郎 |
党職 | ||
先代 (結成) |
国民民主党参議院議員会長 初代:2020年 - 2022年 |
次代 舟山康江 |
先代 平野博文 |
旧国民民主党総務会長 第2代:2018年 - 2020年 |
次代 (解党) |
先代 高木義明 |
民社協会会長 2018年 - 2023年 |
次代 川合孝典 |