婦人画報
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婦人画報 | |
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1920年(大正9年)11月号 | |
読者対象 | 女性 |
刊行頻度 | 月刊 |
発売国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
出版社 | ハースト婦人画報社 |
編集長 | 西原史(2021年7月 - )[1] |
刊行期間 | 1905年 - 現在 |
ウェブサイト | https://www.fujingaho.jp/ |
『婦人画報』(ふじんがほう)とは、ハースト婦人画報社が発売する婦人向け生活情報誌である。毎月1日発売。
2022年現在、現存する日本最古の女性誌である。
概要
[編集]1905年にハースト婦人画報社の原型である近事画報社(のちに婦人画報社)の創業とともに創刊。同社最初の刊行物であり、社名のそもそもの由来でもある。初代編集長は詩人・小説家の国木田独歩で、創刊時の編集人には吉江喬松、窪田空穂、小杉放庵、満谷国四郎などの作家・画家が名を連ねた[2]。
旅行、グルメ、ファッション、ビューティなど、掲載内容は幅広く、同日に世界文化社が発売している『家庭画報』などと並ぶハイカルチャー婦人誌の代表的存在である。
この雑誌の増刊号や派生媒体として、着物専門誌『美しいキモノ』やゴージャス系雑誌『25ans』、男性ファッション誌『MEN'S CLUB』が誕生した。編集長は、西原史(2021年7月〜)。
2019年にウェブサイトがリニューアルされ、「婦人画報デジタル」として本格始動した。
備考
[編集]同出版社が日本版を発売している米国の雑誌『HARPER'S BAZAAR』は、世界最古の女性ファッション誌である。
掲載作品
[編集]小説・エッセイ
[編集]- 泉鏡花『由縁の女』1919年1月-21年2月号
- 太宰治『恥』1942年1月号
- 川端康成『川のある下町の話』1953年1-12月号
- 有吉佐和子『紀ノ川』1959年1-5月
- 山口瞳『江分利満氏の優雅な生活』1961年10月-62年8月号
- 三島由紀夫『黒蜥蜴』1961年12月号
- 瀬戸内晴美『かの子撩乱』1962年7月-64年6月号
- 松本清張『花実のない森』1962年9月-63年8月号
- 五木寛之『朱鷺の墓』1968年3月-76年5月号
脚注
[編集]- ^ 新編集長就任のお知らせ - ハースト婦人画報社 (PDF)
- ^ “ハースト婦人画報社の歴史 |ハースト婦人画報社”. ハースト婦人画報社の歴史 |ハースト婦人画報社. 2022年3月26日閲覧。