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婁燁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ロウ・イエ
婁 燁
生年月日 (1965-03-15) 1965年3月15日(59歳)
出生地 中華人民共和国の旗 中国 上海
職業 映画監督脚本家
ジャンル 映画
主な作品
ふたりの人魚
二重生活
スプリング・フィーバー
ブラインド・マッサージ
シャドウプレイ
受賞
ロッテルダム国際映画祭
最優秀作品賞
2000年ふたりの人魚
東京フィルメックス
最優秀作品賞
2000年『ふたりの人魚』
アジア・フィルム・アワード
作品賞

2012年二重生活
2014年ブラインド・マッサージ
金馬奨
最優秀作品賞

2014年『ブラインド・マッサージ』
2024年未完成の映画
最優秀監督賞
2024年『未完成の映画』
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婁 燁ロウ・イエ、1965年3月15日 - )は、中国の映画監督、脚本家である。

経歴

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1965年3月15日、上海に生まれる[1]。1989年、北京電影学院を卒業する[2]。1994年、『デッド・エンド 最後の恋人』でデビュー[3]。2000年、『ふたりの人魚』を監督する[4]。2003年、チャン・ツィイー仲村トオルを主演に迎え、1930年代の上海を舞台とした恋愛サスペンス『パープル・バタフライ』を手がける[5]天安門事件を描いた2006年の『天安門、恋人たち』は中国で上映禁止となり、当局に今後5年間の国内での映画製作禁止を命じられる[6]。同性愛を描いた2009年の『スプリング・フィーバー』は、フランスと香港からの出資を受け、南京で撮影された[7]。2012年、『二重生活』が第65回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門のオープニング作品として上映された[8]

スタイルと影響

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ジョン・カサヴェテスミケランジェロ・アントニオーニフェデリコ・フェリーニに大きな影響を受けている[9]

フィルモグラフィー

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脚注

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  1. ^ Tan Ye; Yun Zhu (2012). Historical Dictionary of Chinese Cinema. Scarecrow Press. p. 104, 105 
  2. ^ Roy L. Sturgeon (2013). Yuwu Song. ed. Biographical Dictionary of the People's Republic of China. McFarland & Company. p. 219 
  3. ^ 宇田川幸洋 (2013年12月27日). “パリ、ただよう花 息づかいとらえる映像”. 日本経済新聞. 2014年5月8日閲覧。
  4. ^ 大場正明 (2002年1月3日). “『ふたりの人魚』ロウ・イエ”. Criss Cross. 2014年5月8日閲覧。
  5. ^ 清水久美子 (2014年1月18日). “女の視線で愛と人間を正直に描く「パリ、ただよう花」”. 日本経済新聞. 2014年5月8日閲覧。
  6. ^ 川崎龍太 (2008年10月11日). “荒井晴彦の映画×歴史講義 第二回 『天安門、恋人たち』(06)×天安門事件”. 映画芸術. 2014年5月8日閲覧。
  7. ^ Marianne Barriaux (2009年5月12日). “『天安門、恋人たち』のロウ・イエ監督、新作でカンヌに挑む”. AFPBB News. 2014年5月8日閲覧。
  8. ^ 中国社会斬るロウ・イエ、驚愕のミステリー映画”. web DICE (2014年11月5日). 2014年11月14日閲覧。
  9. ^ Jerome Silbergeld (2005). Edward L. Davis. ed. Encyclopedia of Contemporary Chinese Culture. Routledge. pp. 499, 500 
  10. ^ “盲人マッサージ院での愛の物語 ロウ・イエ新作「ブラインド・マッサージ」 予告”. 映画.com. (2016年11月22日). https://eiga.com/news/20161122/4/ 2016年11月22日閲覧。 
  11. ^ オダギリジョー&中島歩、中国の名匠ロウ・イエ監督のスパイ映画に参加へ cinemacafe.net

外部リンク

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