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千谷沢村

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ちやざわむら
千谷沢村
廃止日 1957年7月5日
廃止理由 編入合併
千谷沢村 → 刈羽郡小国町三島郡越路町
現在の自治体 長岡市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中部地方北陸地方
甲信越地方
都道府県 新潟県
刈羽郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
面積 11.96 km2.
総人口 2,257
国勢調査、1955年10月1日)
隣接自治体 小国町、北条村、三島郡越路町、小千谷市
千谷沢村役場
所在地 新潟県刈羽郡千谷沢村
座標 北緯37度19分58秒 東経138度43分33秒 / 北緯37.33289度 東経138.72572度 / 37.33289; 138.72572座標: 北緯37度19分58秒 東経138度43分33秒 / 北緯37.33289度 東経138.72572度 / 37.33289; 138.72572
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千谷沢村(ちやざわむら)は新潟県刈羽郡にあったである。旧小国町と旧越路町に分割して編入されたが、現在は双方とも長岡市に編入されている。

テレビ番組『笑点』で同村出身の落語家林家こん平が「チャーザー村」と呼んでいたのはこの千谷沢村のことである[1]

地理

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新潟県中越地方に属し、信濃川の西を北流する支流渋海川のつくる小国盆地の北端に位置する。渋海川をはさんで、東側を丸山 (372 m)、西側は八石山 (514 m) に連なるなだらかな山並に囲まれ、南側の小国盆地を中心に水稲栽培が盛んに行われる。

歴史

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元は南隣の小国盆地の各村とともに刈羽郡に属する村であったが、1957年昭和32年)に分割され、渋海川右岸の区域は小国町へ、左岸の区域は郡境を越えて三島郡の越路町に編入され、小国町・越路町の双方で大字千谷沢が編成された。

2005年平成17年)に小国町と越路町がともに長岡市に編入され、再び同一の自治体に属することになったが、旧小国町の区域では大字名に「小国町」を冠することとしたため、旧越路町の「千谷沢」と旧小国町の「小国町千谷沢」とが併存している。

沿革

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  • 1889年明治22年)4月1日 - 千谷沢村、上新田村、下新田村が合併し、千谷沢村誕生。
  • 1957年昭和32年)7月5日 - 千谷沢村が分割し、それぞれが周辺の町と合併する[2]
    • 千谷沢村の原小屋、千谷沢、鷺ノ島が刈羽郡小国町の一部となる。
    • 千谷沢村の菅沼、小坂、袴沢が三島郡越路町の一部となる。
  • 2005年平成17年)4月1日 - 小国町と越路町が長岡市に編入される[3]

出身有名人

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脚注

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  1. ^ a b “コシヒカリ日本一、立役者は林家こん平さん 落語の枕に”. 朝日新聞デジタル. (2020年12月22日). https://www.asahi.com/articles/ASNDP6TRVNDPUOHB012.html 2022年9月30日閲覧。 
  2. ^ 1957年(昭和32年)7月5日総理府告示第323号「町村の廃置分合」
  3. ^ “越路町と長岡市との合併”. 長岡市 よくある質問(Q&A). (2019年4月1日). https://qa.city.nagaoka.niigata.jp/faq/show/293?category_id=151&site_domain=default 2022年10月1日閲覧。 

関連項目

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