京都府道802号田井大垣自転車道線
一般府道 | |
---|---|
京都府道802号田井大垣自転車道線 | |
地図 | |
路線延長 | 22.4 km[1] |
制定年 | 1994年 |
起点 | 京都府宮津市田井 |
終点 | 京都府宮津市大垣 |
接続する 主な道路 (記法) |
国道178号 国道176号 国道312号 京都府道2号宮津養父線 国道482号 |
■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路 |
京都府道802号田井大垣自転車道線(きょうとふどう802ごう たいおおがきじてんしゃどうせん)は、京都府宮津市田井から、与謝郡与謝野町を経由して宮津市大垣に至る一般府道である。この道路は、通称「栗田半島天橋立シーサイド自転車道線」(くんだはんとうあまのはしだてシーサイドじてんしゃどうせん)といわれる。
概要
[編集]大規模自転車道の枠組みで京都府道の自転車道として整備されている3路線の内の1路線である[2] 。
通過する若狭湾沿岸域は丹後天橋立大江山国定公園に含まれ、沿線には日本を代表する景勝地である日本三景の天橋立が控えており、天橋立を望む展望台をはじめとした観光施設のほか、智恩寺(文殊堂)や丹後国分寺跡、籠神社(元伊勢神社)といった神社・仏閣も点在している。また、宮津市街地の島崎公園周辺には文化ホールや体育館が立地し、天橋立ビューランドや与謝野町の阿蘇シーサイドパークなどのレクリエーション施設も充実しており、自然公園、名勝、観光施設、レクリエーション施設等を結ぶという国土交通省が掲げる大規模自転車道の目的を担っている[2]。
路線データ
[編集]歴史
[編集]路線状況
[編集]全線が自転車と歩行者のみが通行可能な自転車歩行者専用道路として整備されており、計画延長22.4kmのうち、2003年(平成15年)度までに17.0kmが整備済み[2]である。約11kmの重複区間は歩道部分を本路線の一部として整備[4] しているほか、近年では夜間のソーラーLED照明を2010年から一部区間で供用開始[5] しており、2011年以降も順次設置していく目標を掲げている[6]。一方で、単独区間として計画中の区間には2012年現在も与謝野町域を中心に未開通区間が存在している[7][8][9] が、いずれも整備済み区間の両端に接続する市・町道等で迂回することが可能である。
通称
[編集]- 栗田半島天橋立シーサイド自転車道線
重複区間
[編集]単独区間と重複区間が短距離で変化する区間もある[10] ため、大まかに示す。
- 京都府道605号栗田半島線:宮津市田井 - 宮津市波路
- 国道178号:宮津市波路 - 宮津市鶴賀、宮津市漁師 - 宮津市杉末、宮津市須津 - 与謝郡与謝野町岩滝
- 京都府道2号宮津養父線:宮津市漁師 - 宮津市須津
- 国道176号・国道312号:宮津市漁師 - 宮津市杉末、宮津市須津
- 国道482号:宮津市須津 - 与謝郡与謝野町岩滝
不通区間
[編集]重複区間では幅員3メートルをもって整備済み[4] としており顕在化しないため、ここでは単独区間として主な未開通区間を示す。
- 与謝郡与謝野町岩滝 - 与謝野町男山
- 宮津市溝尻
地理
[編集]栗田半島北端の黒崎の根元にある田井海水浴場附近を起点に宮津湾に沿って宮津市街地を経由して天橋立南側の智恩寺附近に至り、その後は天橋立を形成する砂州の内海である阿蘇海を囲むように沿って与謝野町を経由し、途中未開通区間を挟みながら天橋立北側の宮津市立府中小学校附近に達する[11] 経路となっている。
通過する自治体
[編集]交差する道路
[編集]- 京都府道605号栗田半島線(宮津市田井(起点) - (重複) - 宮津市波路)
- 国道178号(宮津市波路 - (重複) - 宮津市鶴賀)
- 国道176号・国道312号(宮津市漁師 - (重複) - 宮津市杉末)
- 京都府道2号宮津養父線:宮津市漁師 - (重複) - 宮津市・消防署前交差点)
- 京都府道607号天の橋立線(宮津市・文殊交差点)
- 国道176号・国道312号(宮津市須津 - (重複) - 宮津市・消防署前交差点)
- 国道178号(宮津市須津 - (重複) - 与謝郡与謝野町岩滝)
- 国道482号(宮津市・消防署前交差点 - (重複) - 与謝郡与謝野町岩滝)
- 京都府道803号加悦岩滝自転車道線(与謝郡与謝野町岩滝)
沿線
[編集]自然
[編集]史跡
[編集]官公庁・公共施設
[編集]- 京都府立青少年海洋センターマリーンピア
- 宮津市B&G海洋センター
- 宮津警察署
- 宮津市役所
- 宮津市立前尾記念文庫
- 宮津市立図書館
- 宮津歴史の館文化ホール
- 宮津市民体育館
- 与謝野町役場
- 京都府立丹後郷土資料館
脚注
[編集]- ^ 未整備区間を含む計画延長。大規模自転車道の紹介: 一般府道田井大垣自転車道線(栗田半島天橋立シーサイド自転車道) - 2012年8月6日閲覧
- ^ a b c d 大規模自転車道 - 2012年8月6日閲覧
- ^ 京都府管理道路一覧-京都府ホームページ - 2012年8月5日閲覧
- ^ a b 平成15年度第4回京都府公共事業評価審査委員会の議事要旨-京都府ホームページ - 2012年8月6日閲覧
- ^ 加悦岩滝自転車道・田井大垣自転車道におけるソーラーLED照明設置工事完成-京都府丹後広域振興局ホームページ - 2012年8月6日閲覧
- ^ 平成23年度 丹後土木事務所 運営目標-京都府丹後広域振興局ホームページ - 2012年8月8日閲覧
- ^ 京都府・市町村共同 統合型地理情報システム(GIS) - 2012年8月5日閲覧
- ^ 府民公募型安心・安全整備事業 13 - 2012年8月6日閲覧
- ^ 府民公募型安心・安全整備事業 503 - 2012年8月6日閲覧
- ^ 府民公募型安心・安全整備事業 1 - 2012年8月6日閲覧
- ^ 府民公募型安心・安全整備事業 138 - 2012年8月6日閲覧