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ホモ・ハビリス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ホモ・ハビリス
絶滅 (EX)
生息年代: 新生代第四紀更新世前期, 2.1–1.5 Ma
地質時代
新生代第四紀更新世前期
(約240万-140万年前)
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
: 霊長目(サル目Primate
亜目 : 真猿亜目 Haplorhini
下目 : 狭鼻下目 Catarrhini
上科 : ヒト上科 Hominoidea
: ヒト科 Hominidae
亜科 : ヒト亜科 Homininae
: ヒト族 Hominini
亜族 : ヒト亜族 Hominina
: ヒト属 Homo
: ホモ・ハビリス
Homo habilis
学名
Homo habilis
Leakey et al., 1964

ホモ・ハビリスHomo habilis)は、240万年前から140万年前[1]まで存在していたヒト属の一種。 ラテン語で「器用な人」の意。

1964年タンザニアオルドヴァイルイス・リーキーによって発見された[2]。現在分かっている限り最も初期のヒト属である。容姿はヒト属の中では現生人類から最もかけ離れており、身長は大きくても135cmと低く[1]、不釣合いに長い腕を持っていた。ヒト科アウストラロピテクスから枝分かれしたと考えられている。脳容量は現生人類の半分ほどである。かつては初期型ホモ・エレクトスへと繋がりがある現生人類の祖先と考えられていたが、2007年ネイチャー誌上で両種がおよそ50万年以上に渡って同時期に存在していたとする記事が掲載された[3]。この発見を発表したグループはホモ・ハビリスはホモ・エレクトスとは共通の祖先から枝分かれし、現生人類へと繋がることなく絶滅した種であるという見解を示している。

地質年代の第四紀は、ホモ・ハビリスに代表されるヒト属の出現を基準に、地質層序気候変動を併用し開始年代が決定されている。

研究史

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関連項目

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脚注

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