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シャディ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
シャディ株式会社
Shaddy Co., Ltd.
種類 株式会社
機関設計 監査役設置会社
本社所在地 日本の旗 日本
105-6024
東京都港区虎ノ門四丁目3番1号 城山トラストタワー 24階
設立 1962年2月1日(創業:1926年
業種 卸売業
法人番号 3010401063385 ウィキデータを編集
事業内容 ギフト販売
代表者 矢野輝治(代表取締役社長)
資本金 1億円
従業員数 365名
決算期 12月末
主要株主 ラオックスホールディングス株式会社
外部リンク https://shaddy.jp/ir/
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シャディ株式会社 (Shaddy Co., Ltd.) は、東京都港区に本社を置くギフト販売会社である。カタログギフト販売大手。大阪を発祥の地とし、以前は大阪府松原市本社を置いた。

沿革

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  • 1926年大正15年)7月 - 大阪市南区で、企業や団体のPRを目的とした扇子うちわなどを扱う個人商店の「アサヒ扇子本舗・林信商店」(林信は創業者・林信二郎の名前から)として創業。ボランタリーチェーンを発足。
  • 1931年昭和6年)- 「林信チェーン月報」を創刊し、地方へのギフト業者に対する通信販売事業を開始。この際、社名を「ハヤシシン」に改める。
  • 1962年(昭和37年)2月1日 - 株式会社ハヤシシンチェーンタオルとして設立。
    • ハヤシシンの3事業部が独立して、ハヤシシンチェーン株式会社(後のシャディ株式会社)、ハヤシシン産業株式会社(後のギフコ株式会社)、ハヤシシンカレンダー株式会社となった。
  • 1970年(昭和45年)5月 - 株式会社ハヤシシンチェーンに商号変更。
  • 1971年(昭和46年)-「シャディ」ブランドで、ギフト通販業界で初めてカラーのカタログを発行し、カタログビジネスへの展開を開始。
  • 1973年(昭和48年)- 全国展開を進めるため、東京、広島北海道岩見沢市に営業所、大阪府泉佐野市、北海道に配送センターを開設。
  • 1978年(昭和53年)- 東京営業所を「東京営業本部」に格上げするとともに、福岡市名古屋市に支店を開設。
  • 1979年(昭和54年)1月 - ブランド名に合わせて、シャディ株式会社に商号変更。この際に全国の各営業所とのオンラインシステムを確立。
  • 1983年(昭和58年)- 通販カタログ「ビフラン」を開始。
  • 1987年(昭和62年)- カタログギフト「アズユーライク」を発刊。
  • 1990年平成2年)- フランチャイズ形式でのギフト専門店「サラダ館」をスタート。
  • 1994年(平成6年)9月 - 大阪証券取引所第2部市場上場
  • 1997年(平成9年)6月 - 直営ギフトショップ「シャディ21大阪勝山店」(当時は「レディ21」大阪勝山店)を天王寺区に開店。
  • 1999年(平成11年)
    • 2月 - 東京証券取引所第2部市場上場。
    • 9月 - 東証、大証とも第1部市場に指定替え。
  • 2001年(平成13年)1月 - かねてから建設を進めていた東京物流センター(栃木県下都賀郡岩舟町 第1期は1997年に部分開業済み)が全面開業。
  • 2004年(平成16年)- 東京初の直営店「シャディ銀座店」の開店を機に本社機能を東京都に移す。
  • 2005年(平成17年)10月11日 - 株式の54.19パーセント (%) を保有する親会社の株式会社ツインツリー・ホールディングス(MRCホールディングス株式会社に社名変更)を、創業家からUCC上島珈琲が買収(子会社化)し、シャディはUCCグループの一員となる。
  • 2006年(平成18年)- 本社を東京都港区新橋六丁目1番11号に移転。
  • 2007年(平成19年)
    • 7月24日 - MRCホールディングスが、株式公開買付けにより株式の92.85%を取得。
    • 9月11日 - 株式交換に伴い、シャディが上場廃止
    • 9月27日 - MRCホールディングスが株式交換を行い、同社の完全子会社となる。後にシャディがMRCホールディングスを吸収合併し、UCCが直接の子会社とする。
    • 11月30日 - テン・アローズの子会社エニシルの全株式を譲り受け、完全子会社化。
  • 2012年(平成24年)2月20日 - ニッセンホールディングスが、ユーシーシーホールディングス(2010年3月までの旧・UCC上島珈琲)から、同社の完全子会社であるシャディを買収することで基本合意[1]
  • 2018年(平成30年)- ラオックス株式会社と株式会社ロコンドが、L Capital TOKYO株式会社を通じ、共同でシャディの100%株式を取得[2]。本社を東京都港区芝二丁目7番17号に移転。
  • 2019年令和元年)- 株式会社エニシルを吸収合併。
  • 2020年(令和2年)- 本社を東京都港区新橋六丁目1番11号に移転。
  • 2023年(令和5年)- 本社を東京都港区虎ノ門四丁目3番1号に移転。

有店舗カタログ販売

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サラダ館双葉店
セリア生活良品双葉店に併設)
サラダ館南大分駅
(閉店済)

特徴として「有店舗カタログ販売」がある。全国の直営店「シャディ店」と、フランチャイズ契約を結んで運営する「サラダ館」に商品を展示して現物を見て触れる品定めを可能とした。のちに「有店舗メディアショッピング」に発展させて放送媒体やインターネットと連携した。

サラダ館

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有店舗カタログ販売の体感を企図して1988年から「サラダ館」事業を試験的に導入し、1990年から本格的に加盟店を募集する。名称は、「フレッシュで色とりどりの野菜が一杯入っている『サラダ』のように、シャディのお店には、たくさんの新鮮な商品の取り扱いがあること」から由来しており、看板のトマトは、「フレッシュなサラダのシンボル」であるとされている[3]

提供番組

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過去

コマーシャル

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1980年代から1990年代にかけて、「シャディ『愛の贈りもの』」として、オー・ヘンリー賢者の贈り物』を実写化したテレビコマーシャルを放映した。酒井和歌子出演。

その他のCM出演者

など

関連項目

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外部リンク

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脚注

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出典

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  1. ^ ニッセン、シャディを買収へ 親会社UCCと資本提携 朝日新聞・2012年2月20日
  2. ^ 「ロコンド田中社長が奇手、ラオックスと共同でファンド設立 売上高706億円のシャディを買収」WWD Japan 2018/3/26 (MON) 19:00
  3. ^ サラダ館って結局なんだったんだ?あのとき通り過ぎたサラダ館に今こそ入る”. デイリーポータルZ株式会社 (2024年2月15日). 2024年2月18日閲覧。