先日、簡易な苔テラリウムのセットを買って、部屋に飾っていたのですが。
そこから静かで緑々とした苔の魅力にどんどんハマってしまい、今度は自分の好きなように造ってみたくなりました。
1から作る苔テラリウム!
ます、どんな苔テラリウムにしようかな? と考えた時に思いついたのが、昨年登った北アルプスにある燕岳。
大きな岩と白っぽい砂、そこに植物が生えている光景がとても美しかったのでそれをイメージ。
ネットにあった苔テラリウムの作り方を見ながら造ってみることにしました。
苔テラリウムを1から作るにあたって、専門の道具があった方がもちろん良いのですが、最初は気楽に取り組むことに。
アイテムは家にあったものに加えて、ダイソー、Amazonで、土などをホームセンターでちょこちょこと購入して準備をしました。
燕岳をイメージしながら
まず容器ですが、家にあったガラスの鉢を使うことにしました。
底には保水のために、水で戻して軽く絞った水苔を敷き詰めます。
土については、赤玉土、くん炭、富士砂を6:2:2位の割合で混ぜたものを作りました。
ダイソーで購入したボールとスコップで混ぜ合わせます。
なお、面倒なことはしたくない! という場合は、専用の土も売っているのでそれを使うのもアリです。
鉢の淵付近には白っぽい化粧砂を振りかけました。
そして、今回の燕岳のイメージの肝として「青華石」を使いました。
はじめは家の近くで石を拾ってこようと思ったのですが、なかなかイメージに合う石がない!
Amazonで探してみた結果、たどりついたのが「青華石」という石です。
石をネットで買うとは、なんとも面白い時代ですよね〜。
メインの苔を植えてみよう
下準備はできたので、ここから苔を植えていきます。
ちなみに苔もAmazonで購入できます。
さまざまな苔の種類や組み合わせがあって悩みましたが、私はタマゴケ、ツボゴケ、ヒノキゴケ、アラハシラガゴケのセットにしました。
これらの苔をピンセット(これもダイソーで購入しました)を使って、少しだけ土に刺すようにして植えていきます。
なお、ピンセットを苔の端と合わせて摘んであげると苔を痛めずに土に刺すことができます。
パックから取り出した苔には土や汚れが付いているので、水で洗い落とし、更に根っこ(仮根)部分も切ってあげましょう。
根っこがなかったら枯れてしまうのでは? と思ってしまいますが、一般的な植物と違って、苔の根っこは水や栄養を土から吸収するものではなく、飛ばされないように張っているだけとのことなので、問題ないようです。
できあがったのがこちら。
自画自賛ですが、初心者が造った割には結構うまくできた気がします!
世話は水をあげるくらい
一般的な植物だと適量の水分や肥料などの栄養を与えて管理する必要がありますが、苔たちは水と光だけ。
水はダイソーで買ったドレッシングを入れる容器や、家にあった霧吹きを使っています。
水を与えると生き生きしているようで見た目も素敵です!
思った以上に簡単にできる苔テラリウム。
次回はミニチュアフィギュアなんかを置いて、ミニチュア写真家の田中達也さんが造るような世界を苔テラリウムで再現してみたいな〜。
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