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050-5868-9141
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honeyPさんの他のお店の口コミ
店名 |
刀削麺倶楽部
|
---|---|
ジャンル | 刀削麺、四川料理、ラーメン |
予約・ お問い合わせ |
050-5868-9141 |
予約可否 | |
住所 | |
交通手段 |
池袋駅から344m |
営業時間 | |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
利用シーン |
|
---|---|
オープン日 |
2020年10月16日 |
電話番号 |
03-6709-0882 |
初投稿者 |
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名前は、しゃれた感じを出そうとしたのか?全然「倶楽部」っていう雰囲気では無い。むしろ、日本でも土着の北海道居酒屋とかを感じさせるような居抜きの店内。
中国でも、しゃれた店というより、少し前の中国へ戻り、労働者向けの食堂にでも座ってしまったような錯覚を受ける。
入った時間が4時過ぎと中途半端だったせいもあるだろうが。
いかんせん、奥の方ではおっさんが、テーブルに突っ伏して休憩中だ。このおっさんが、厨師らしい。(オーナーでもあるのかもしれない)
テーブルを担当するのは、丸山桂里奈がかなり風化したような中国人のおばさん。日本語を喋ってくれるが、そんなにはわからないようだ。
ビャンビャン麺がうまいと聞いていたが、メニューを見るとなかなか興味深い。店名の刀削麺が多いのはともかく、羊を使った内陸の料理なども目立つ。日本人向けに作った安易なバリエーションを除けば、刀削麺の発祥地、山西省や隣の陝西省の料理が多い気がする。
お目当のビャンビャン麺(1100円)は、以前は、「油潑麵」としか書かれていなかったようだが、ちゃんと大きくメニューに記載されていた。
ネギ油を麺に絡めた「ネギ油刀削麺」もそそられるが、とりあえずビャンビャン麺。
それから、西安の名物、羊肉泡莫(ヤンルーポーモー)(1100円)があるではないか!これは是非とも注文だ。
(この日は頼まなかったが、ウイグル料理のポロ(手抓飯)も「新疆風ピラフ」という名前で推している!麺ではないので、一抹の不安が残るが、今度は食べてみたい!)
羊の水餃子はすごく食べたかったが、この日はないということで、致し方なく普通の豚肉水餃子(680円)を。
メニューにはあるが、生ビールも切れているらしいので、瓶ビール(480円)と、つまみとして、干し豆腐の和え物(580円)も頼む。
注文が入ると、グッたりしていたおっさんは、むっくり起き上がり厨房で素早く動き始める。干し豆腐は、すぐに出て来た。ま、作り置きだし、すごく旨いわけではない。変に強い味ではないのはいいが、繊細で旨いなどというレベルではない。やはりおっさんは、調理師というより麺職人のようだ。(この店のものは、干し豆腐に限らず、味が濃すぎるものはない。素材やスープの旨味を生かした味付けだ。)
しかしテーブルに常備されている、調味料がとんでもないことに気づいた!
辣油も手作りですごく旨いが、もう一つ謎の入れ物が。
唐辛子、大豆、干し椎茸のようなものが入っている。食べてみると「醤油の実」に唐辛子も加えたような絶妙な味だ。「ラージョーチェー」というものだと名前は教えてもらったが、知識不足で説明できない。しかし、これを追加するとなんでもすごく美味くなる。
特に、あっさり味の干し豆腐は、辣油とこのラージョーチェーを追加するといける。
次に来た、羊肉泡莫にも、この調味料はすごく合う。
羊肉泡莫は、羊肉や羊の臓物、春雨などのスープにナンのようなパンをちぎってふやかした料理だ。スープ自体は羊ベースで、どこで食べても味自体は強くないのだが、じんわりと羊の旨味がしみる食べ物である。
「莫」は、正式には客が自分でちぎるらしいが、この労働者食堂では、当然初めから入ってくる。しかし、やはり粉物には腕があるようで、かみごたえも十分だ。
餃子は、完全手作りの素朴な旨さが印象的な一品。「大豊収鉄鍋炖」のウルトラ素朴な家庭味餃子より、皮が心持ちプロっぽいが、実にうまい。
餃子専門店だけでも死ぬほどある池袋で、何気にこの店の餃子がトップレベルかも!
(是非、羊餃子も用意してほしい・・・)
そして、ビャンビャン麺だ。これは、めちゃくちゃ旨い。パスタで言えば、パッパルデッレなみの太麺。日本でブレイクさせた「西安麺荘 秦唐記」にも行ったことがあるが、あちらは手延べ麺で、もう少しつるりとした感じを出している。
しかし、迫力と旨味で行けば、こちらの方が上かもしれない。いやあ、このビャンビャン麺は絶品だ。
厨師のおじさんは、一人で朝方まで営業しているらしいが、これでは体を壊しそうで心配だ。めちゃくちゃ旨い店なので、頼むからちゃんと休んで、長く続けてほしい。