人形町にある牛すき焼が大人気の居酒屋！牛すき焼しか食べたことがない方は、牛玉丼も是非味わってもらいたい : 大市

　2021年2月訪問の前回レビュー以降も、当店には時間がない時を中心に細々と通い続けており、今般、改めて全メニューを制覇したことから、久し振りに2回目の再訪レビューをアップすることにしよう。この間、メニュー構成と値段に大きな変化があり、直近訪問の2022年11月時点でのメニューを確認してみると、牛すき焼（900円）、三元豚とキャベツの生姜焼（800円）、牛玉丼（900円）、親子丼（800円）の4種類と、本日のランチサラダ（150円）が記載されている。前回レビュー時のメニューと比較すると、牛玉丼が復活したのは個人的には非常に嬉しいことではあるが、いずれのメニューも100円の値上げとなっている。これは昨今の原材料価格の上昇 、人件費の上昇等を勘案すれば致し方なかろう。
　それはさておき、4種類のランチメニューを私の好みで並べると、牛玉丼→牛すき焼→三元豚とキャベツの生姜焼→親子丼という順番で、初回レビュー時とは異なる結果となった。当店の圧倒的人気№1メニューである牛すき焼よりも、牛玉丼の方が上位になる理由については、「単純に牛玉丼の方がボリュームがあるから」である。もちろん、ご飯は「大盛り（無料）」で注文する必要があるのだが、丼に盛られた大盛りご飯の上に牛すき焼と同じ具材が盛り付けられ、中央に玉子の黄身だけが乗せられている。味的には、牛すき焼と何ら変わりはないのだが、具材を溶いた生玉子に絡めるという作業が不要になる分、牛玉丼の方が牛すき焼より手っ取り早く食べられるのも良いところ。牛すき焼しか食べたことがない方は、牛玉丼も是非味わってもらいたい。
　大半のお客さんが牛すき焼を食べている中で、ちょこちょこと注文が入るのが三元豚とキャベツの生姜焼で、ロース肉の大きさは確かにインパクトがある。生姜焼のタレは甘めで食べ易いので、ご飯が進むこと間違いなし。親子丼を味わうのは今回が2回目になるが、印象は前回と変わらず普通に美味しいレベル。これと言った特徴が見当たらないので、なかなかコメントするのが難しい。カウンター席もあり一人でも気軽に入れるお店なので、以前から当店に興味を持っている方は、勇気を出して当店の引き戸を開けてもらいたい。

　2017年4月訪問の前回レビュー以降も、当店には細々と通い続けており、その後の再訪回数は8回を数えるが、ランチのメニュー構成・値段に若干の変化があったことから、久し振りに再訪レビューをアップすることにしよう。注文したら直ぐ出て来る牛すき焼は、我々の間では時間がない時の定番メニューとなっており、値段は牛丼チェーンの並盛と比較すると2倍以上するが、その分満足度が高いので誰も文句は言わない。忙しい時に一人で訪問して、カウンター席で速攻食いをすれば、10分程度でお店を出ることができるだろう。
　直近のランチメニューは、牛すき焼（800円）、三元豚とキャベツの生姜焼（700円）、親子丼（700円）の3種類となっており、野菜不足が気になる方にはランチサラダ（150円）が用意されている。以前のメニューからは、牛玉丼、お刺身定食（小鉢付）が無くなり、新たに親子丼が加わった格好。値段だけで比較すると、牛すき焼は50円の値上げ、三元豚とキャベツの生姜焼は50円の値下げとなっている。牛すき焼の丼バージョンである牛玉丼については、無くなる前にもう何度か味わっておくべきだったとちょっと後悔。
　それはさておき、3種類のランチメニューを私の好みで並べると、牛すき焼→三元豚とキャベツの生姜焼→親子丼、という順番になる。圧倒的人気№1メニューの牛すき焼は、牛丼チェーンのキャッチコピーと同様に、「早い、安い、旨い」が人気の秘訣となっている。器一杯に盛り付けられた大量の牛肉の下には、大きな豆腐、長ネギ、白滝が隠れている。これを溶いた生玉子に絡めて食べると、ちゃんとすき焼を食べた気分になれるところが良い。ご飯を大盛（無料）にすれば、量的にも十分満足できるだろう。三元豚とキャベツの生姜焼は、そこそこ厚みのあるロース肉がドーンと出て来るので食べ応えあり。味付けはやや甘めなので、サラダの脇に添えられたマヨネーズを付けて食べると美味しさがアップ。そこそこ満足できると思うので、牛すき焼に飽きて来たら、一度試してみるとよい。新メニューの親子丼は、一般的な甘めの味付けで、ごく普通の美味しさだったことから、インパクトはやや欠ける感じ。初めて訪問される方には、冒険はせず素直に牛すき焼から味わってもらいたい。

　人形町駅A1出口から徒歩2分程度の場合にある、ランチの牛すき焼が大人気の居酒屋。当店は甘酒横丁からちょっと路地を入ったところにある、あまり目立たないお店なのだが、ランチタイムには近隣のサラリーマンが、肉を求めて押し寄せる人気店である。我々はいつも4～5名で訪問するので、右奥のテーブル席に案内されることが多いが、カウンター席もあるのでお一人様でも気軽に入ることができる。
　ランチメニューには、牛すき焼（750円）、三元豚とキャベツの生姜焼（750円）、牛玉丼（750円）、お刺身定食（950円）の4種類があるが、メニュー表にも記載されているように、牛すき焼は「70%の方が注文する」当店の看板メニューである。とにかく牛肉が惜し気もなく器に盛られて出て来るので、初めて注文した人はニッコリすること間違いなし。あと、注文したら直ぐに出て来るので、提供時間の早さにも驚くことであろう。牛肉に生玉子を絡めて食べ進めると、中から大きな豆腐、長ネギ、糸こんにゃくが現れるので、鍋ではないがちゃんとすき焼を食べた気分になれる。もちろんご飯の大盛は無料なので、遠慮することなくワシワシと食べてもらいたい。
　この牛すき焼もいいのだが、個人的には生姜焼と牛玉丼もボリューム満点なのでお勧めしたい。まず生姜焼だが、これは大振りにカットされた三元豚のロース肉が3枚、ドーンとお皿に乗って出て来る。いつも牛すき焼ばかり食べていたのだが、初めて生姜焼を注文した時、あまりのボリュームにビックリした上司の表情が忘れられない。実際に食べてみても、適度に脂身が付いており、赤身の部分も旨いのでご飯が進む。
　牛玉丼は、簡単に言ってしまうと牛すき焼の丼バージョンで、山頂に玉子の黄身が乗せられ、刻んだ青ネギが添えられている。従って、味的には牛すき焼と同じなのだが、手っ取り早く食べたい方にはこちらをお勧め。あと、店員さんに確認した限りでは、牛すき焼のご飯大盛と牛玉丼の大盛では、丼にご飯を盛っているので、牛玉丼の方がボリュームはあるのではないかとのこと。個人的には両者にあまり違いは感じなかったが、食べ方としては牛すき焼の方が好み。興味のある方は、是非、牛すき焼のご飯大盛と牛玉丼の大盛を食べ比べてもらいたい。