Apple WatchでMacのロックを解除する
Apple Watchを身に着けていれば、近付くだけでMacが察知し、自動的にログインできます。また、管理者パスワードの入力が必要なほかのリクエストも、Apple Watchで承認できます。

自動ロック解除は、身に着けているApple Watchのロックが解除されていて、Macの至近距離に近づいたときに働きます。必要に応じて、Apple Watchをもっと近付けてください。
自動ロック解除を設定する
デバイスが自動ロック解除のシステム条件を満たしていて、以下の通りに設定されていることを確認してください。
MacとApple WatchでWi-FiとBluetoothが有効になっている。
2ファクタ認証を使用して、MacとApple Watchに同じApple Accountでサインインしている。
Apple Watchでパスコードを使っている。
次に以下の手順にそって、この機能をオンにします。
macOS Ventura 13以降
Appleメニュー >「システム設定」の順に選択します。
サイドバーで「Touch IDとパスコード」(またはMacのモデルによっては「ログインパスワード」)をクリックします。
右側の「Apple Watch」セクションで、Apple Watchの設定をオンにします。
以前のバージョンのmacOS
Appleメニュー >「システム環境設定」の順に選択します。
「セキュリティとプライバシー」をクリックします。
「Apple Watchを使ってアプリケーションとこのMacのロックを解除」または「Apple WatchでこのMacのロックを解除できるようにする」を選択します。
Apple Watchを使ってログインやパスワードリクエストの承認を行う
Macの電源を入れた後、再起動した後、またはログアウトした後にはじめてログインするときは、パスワードの手入力が必要です。その後は、Apple Watchがログインを引き受けてくれます。Apple Watchを着けている状態でMacのスリープを解除すれば、パスワードを入力せずに、自動的にログインできます。
Apple Watchを使って、管理者パスワードの入力が必要なほかのリクエストを承認することもできます。MacでApple Watchによる承認やパスワードの入力を求められたら、Apple Watchのサイドボタンをダブルクリックしてください。パスワードが手入力しなくても自動で入力されます。

サポートが必要な場合
自動ロック解除がうまく働かない場合は、以下の手順を実行します。
システム設定(またはシステム環境設定)を開いて、上記のセクションで説明したApple Watchの設定をオフにします。Macを再起動し、設定をオンに戻します。
最新のmacOSアップデートとwatchOSアップデートをインストールします。