アキュラRSX プロトタイプは、ホンダが独自に開発した次世代EVプラットフォームを採用する最初のモデルであるとともに、ホンダ独自のビークルOS『ASIMO OS(アシモ オーエス)』を搭載し、ユーザー一人ひとりの好みや運転行動を学習して、“超・個人最適化”された移動体験を実現する。また、パワフルなデュアルモーターによるAWD(オールホイールドライビング)やスポーティなセッティングを施したダブルウィッシュボーン式フロントサスペンション、ブレンボ製ブレーキを標準装備し、低重心設計による没入感のある魅力的な走行体験を実現する。さらに、双方向充電機能を備えており、移動手段としての用途にとどまらず、移動に用いないときは蓄電池として家電製品への電力供給が可能であり、エネルギーの有効活用に貢献する。

アキュラRSX プロトタイプは、米国カリフォルニア州で開催される、ビンテージカーからレースカーまでさまざまなクルマの集まる祭典、『モントレー・カー・ウィーク』のイベント『The Quail(ザ・クエイル)』(現地時間8月15日)および『ペブルビーチ・コンクール・デレガンス』(現地時間8月17日)にて展示される。

アキュラRSX プロトタイプのダイナミックなスタイリングは、『アキュラ・パフォーマンスEV・コンセプト』のデザインを継承している。次世代EVプラットフォームが可能にするデザインの自由度を最大限に生かし、クーペのようなシルエットに深く彫り込まれた形状のサイドパネルを備えた力強いプロポーションとしている。張り出したホイールアーチと21インチの大径マルチスポークホイールが力強さを際立たせるとともに、ロングホイールベースによりタイヤが車体の四隅に配置され、前後オーバーハングが短くなることで、現代的で走りに特化したデザインを実現している。

フロントフェイスは、Acura独自のダイヤモンド・ペンタゴン・デザインを進化させ、シャープな形状のデイタイムランニングライトと、低い位置に配置されたLEDヘッドライトによって、上下分割型の印象的なヘッドライトデザインが採用されている。