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2001年ドイツグランプリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ドイツの旗 2001年ドイツグランプリ
レース詳細
2001年F1世界選手権全17戦の第12戦
Hockenheimring (last modified in 1994)
Hockenheimring (last modified in 1994)
日程 2001年シーズン
決勝開催日 7月29日
正式名称 LXIII Groser Mobil 1 Preis von Deutschland
開催地 ホッケンハイムリンク
ドイツホッケンハイム
コース Permanent racing facility
コース長 6.823
レース距離 307.035
決勝日天候 Partially cloudy, very hot, dry, Air Temp: 29°C
ポールポジション
ドライバー Williams-BMW
タイム 1:38:117
ファステストラップ
ドライバー コロンビアの旗 ファン・パブロ・モントーヤ Williams-BMW
タイム 1:41:808
決勝順位
優勝 Williams-BMW
2位 フェラーリ
3位 B・A・R-ホンダ

2001年ドイツグランプリ (LXIII Groser Mobil 1 Preis von Deutschland) は、2001年F1世界選手権の第12戦として、2001年7月29日にホッケンハイムリンクで開催された。

スタート直後、プロスト・エイサーのルチアーノ・ブルティがミハエル・シューマッハに接触、空中回転し大クラッシュする。このアクシデントでレース中断、再スタートとなった。再スタート後のレースはウィリアムズの2台が終始リードするが、トップを走るモントーヤはピットでの給油中にトラブルが生じ30秒を費やし、3位に後退、その後エンジントラブルでリタイアする。レースを制したのはチームメイトのラルフ・シューマッハであった。

結果

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順位 No ドライバー チーム 周回 タイム グリッド ポイント
1 5 ドイツの旗 ラルフ・シューマッハ ウィリアムズ-BMW 45 1:18:17.873 2 10
2 2 ブラジルの旗 ルーベンス・バリチェロ フェラーリ 45 +46.117 6 6
3 10 カナダの旗 ジャック・ヴィルヌーヴ B・A・R-ホンダ 45 +1:02.806 12 4
4 7 イタリアの旗 ジャンカルロ・フィジケラ ベネトン-ルノー 45 +1:03.477 17 3
5 8 イギリスの旗 ジェンソン・バトン ベネトン-ルノー 45 +1:05.454 18 2
6 22 フランスの旗 ジャン・アレジ プロスト-エイサー 45 +1:05.950 14 1
7 9 フランスの旗 オリビエ・パニス B・A・R-ホンダ 45 +1:17.527 13  
8 15 ブラジルの旗 エンリケ・ベルノルディ アロウズ-アジアテック 44 +1 Lap 19  
9 14 オランダの旗 ヨス・フェルスタッペン アロウズ-アジアテック 44 +1 Lap 20  
10 21 スペインの旗 フェルナンド・アロンソ ミナルディ-ヨーロピアン 44 +1 Lap 21  
リタイア 12 イタリアの旗 ヤルノ・トゥルーリ ジョーダン-ホンダ 34 ハイドロリック 10  
リタイア 4 イギリスの旗 デビッド・クルサード マクラーレン-メルセデス 27 エンジン 5  
リタイア 20 ブラジルの旗 タルソ・マルケス ミナルディ-ヨーロピアン 26 ギアボックス 22  
リタイア 6 コロンビアの旗 ファン・パブロ・モントーヤ ウィリアムズ-BMW 24 エンジン 1  
リタイア 1 ドイツの旗 ミハエル・シューマッハ フェラーリ 23 燃料圧 4  
リタイア 23 ブラジルの旗 ルチアーノ・ブルティ プロスト-エイサー 23 スピン 16  
リタイア 17 フィンランドの旗 キミ・ライコネン ザウバー-ペトロナス 16 ハーフシャフト 8  
リタイア 18 イギリスの旗 エディ・アーバイン ジャガー-コスワース 16 燃料圧 11  
リタイア 3 フィンランドの旗 ミカ・ハッキネン マクラーレン-メルセデス 13 エンジン 3  
リタイア 11 ブラジルの旗 リカルド・ゾンタ ジョーダン-ホンダ 7 接触 15  
リタイア 16 ドイツの旗 ニック・ハイドフェルド ザウバー-ペトロナス 0 接触 7  
リタイア 19 スペインの旗 ペドロ・デ・ラ・ロサ ジャガー-コスワース 0 接触 9  

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  • ファン・パブロ・モントーヤが初のポールポジションを獲得した。
  • ジャック・ヴィルヌーヴにとって最後の表彰台となった。
  • プロスト・グランプリにとって最後のポイントとなった。
  • ジェンソン・バトンにとって今シーズン初、かつ唯一のポイント獲得となった。
  • レースはプロストルチアーノ・ブルティフェラーリミハエル・シューマッハに追突し空中に飛び上がるアクシデントで再スタートとなった。ブルティに怪我は無く無事再スタートしたように思われたがレース中に手の痛みを訴え、パワーステアリングも無いマシンでは運転が困難である事からチームに棄権を申し出たがプロストに却下され、走り続けた結果24ラップ目の1コーナーでコースアウトしリタイアした。
  • ミナルディの2台は最初ピットレーンからスタートしたが、2度目のスタートでは元のグリッドからスタートした。
  • ハインツ=ハラルド・フレンツェンはジョーダンチームによって解雇され、母国レースの出場を逃した。彼に代わってカナダにも出場したリカルド・ゾンタがジョーダンをドライブした。
  • ミハエル・シューマッハのフェラーリが技術的なトラブルでリタイアしたが、この後彼が技術的トラブルでリタイアするのは2005年バーレーングランプリであった。
  • ベネトン・チームの二人のドライバーが共にポイントを獲得した最後のレースであった。
  • ホッケンハイムリンクの旧コースにおける最後のレースであった。
  • このレースはジャン・アレジプロスト・グランプリにおける最後のレースとなった。アレジは次戦よりフレンツェンに代わってジョーダンをドライブし、フレンツェンがアレジに代わってプロストをドライブした。

第12戦終了時点でのランキング

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  • 太字は理論上ワールドチャンピオンの可能性あり
  • :ドライバー、コンストラクター共にトップ5のみ表示。

脚注

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前戦
2001年イギリスグランプリ
FIA F1世界選手権
2001年シーズン
次戦
2001年ハンガリーグランプリ
前回開催
2000年ドイツグランプリ
ドイツの旗 ドイツグランプリ 次回開催
2002年ドイツグランプリ