桜花昇ぼる
別名義 |
桜花 昇 旭堂 南桜 |
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生年月日 | 9月23日 |
出身地 | 日本 奈良県斑鳩町 |
身長 | 170 cm |
血液型 | A型 |
職業 | 女優・講談師 |
ジャンル | 舞台 |
活動期間 | 1993年 - |
所属劇団 | OSK日本歌劇団(1993年 - 2014年) |
事務所 | オフィス桜花 |
公式サイト | http://oukanoboru.info |
「覗き梅鉢」は旭堂一門の定紋である | |
別名 | 桜花 昇ぼる |
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生年月日 | 9月23日 |
師匠 | 4代目旭堂南陵 |
桜花 昇ぼる(おうか のぼる、9月23日 - )は、日本の女優、講談師。旧芸名、桜花 昇(読み方は同じ)。別名、旭堂 南桜。
奈良県斑鳩町出身。出身校は相愛高等学校。OSK日本歌劇団の元男役トップスター。4代目旭堂南陵門下の講談師・旭堂南桜の芸名を持つ[1] 。A型。
略歴
[編集]幼い頃からOSKの劇場があった地元のあやめ池遊園地で遊びOSKに慣れ親しんで育つ[2] 。舞台好きな母親からOSKへの入団を勧められる[2]。
1993年、OSK日本歌劇団に入団。あやめ池春季公演『ファンタジアランド』で初舞台[2]。
男役スターとして期待される一方で、あやめ池のファミリーミュージカルによく出演していた。OSK解散後、再結成されたNewOSKのスターとして躍進を続ける[2]。
2005年12月から2006年2月に大阪・名古屋・東京で上演された、真琴つばさ主演の『わが歌ブギウギ』に外部出演[4]。OSK出身の笠置シヅ子を題材にした作品で、OSKの往年のスター・アーサー美鈴がモデルの役を演じる。OSKの存在感をアピールすると共に、退団を決意する男役スターという現役のスターには難解な役をこなした。
2007年4月、『春のおどり』で退団した大貴誠の後を受け、「次期トップに内定」とマスコミで発表された。娘役スターの若木志帆・北原沙織、男役スターの高世麻央・桐生麻耶らと共に、再生途上のNewOSKを担う中心的存在となる。
2007年8月、IMPホールでの『真田幸村』、同年11月の京都南座公演『レビュー in KYOTO』で主演、実質トップスターとなる。翌2008年4月大阪松竹座『春のおどり』が、正式なトップ披露公演として上演された[5]。
2008年7月京都南座公演より、芸名を「桜花昇」から「桜花昇ぼる」と改名[6]。
2014年5月大阪松竹座公演『春のおどり』に続いて、OSK初の東京新橋演舞場公演となる8月の『夏のおどり』をもって退団[7]。
2015年、『蝶子と吉治郎の家』でOSK退団後初舞台出演を果たす[8]。
2015年2月、四代目旭堂南陵門下の講談師・旭堂南桜として、初高座に挑む[9]。
主な舞台
[編集]近鉄OSK時代
[編集]- 1993年3月 あやめ池春季『ファンタジアランド』※初舞台
- 1995年2月 近鉄劇場『天上の虹~星になった万葉人~』 石川麻呂
- 1995年7月 近鉄小劇場『青春革命~スローバラードは歌えない~』※新人公演主演
- 1996年2月 近鉄劇場『レディ・アンをさがして~Looking for Lady Anne~』 ロバート・ロックフェラー
- 1997年2月 近鉄劇場『上海夜想曲』 樹里
- 1997年3月 あやめ池春季『ヘンゼルとグレーテル』 ヘンゼル ※初主演
- 1998年3月 近鉄劇場『ニューオーリンズの賑わい!』 ボーティー・サター
- 1998年8月 近鉄小劇場『帰らざる夏』 ジョルジュ・バラン
- 1998年10月 あやめ池秋季『薔薇の街のロマンス』 サム
- 1999年2月 近鉄劇場『魔剣士』 影夢
- 1999年7月 『やまと恋散華』 ティボルト
- 1999年8月 あやめ池夏季『オーマイピエロショー』 ※主演
- 2000年2月 近鉄劇場『エル・アモール・グランデ』 ラモン・アルバス
- 2000年3月 あやめ池春季『アラビアン・ナイト ロマン~アラジンとアリババの宝物~』 アラジン ※主演
- 2001年3月 あやめ池春季『長ぐつをはいたネコ』 ネコ大将 ※主演
- 2001年7月 あやめ池夏季『スパークリング・レビュー』 ※主演
- 2001年8月 MIDシアター『Nocturne』 ロベール
- 2002年3月 近鉄劇場『ASUKAの嵐・We Love Revue!』 秦河勝他
- 2002年8月 近鉄小劇場『恋はシャッフル!』 妖精パック ※主演
- 2002年10月 あやめ池秋季『Bon Voyage!~素晴らしい旅を~』 青年ファウスト・海賊の首領他
- 2003年2月 近鉄劇場『新・闇の貴公子』 袴垂保輔
- 2003年5月 近鉄劇場『Endless Dream~終わりなき夢~』 ※旧OSK最終公演
NewOSK時代
[編集]- 2003年8月 近鉄劇場『熱烈歌劇 re-BIRTH~OSK復活のススメ~』 ※NewOSK立ち上げ公演
- 2003年11月 新神戸オリエンタル劇場『生きてこそ春に花~大石内蔵助とJ.S.バッハ~・We Love OSK~美しき旅立ち~』 サム・浅野内匠頭他
- 2004年4月 大阪松竹座『春のおどり 桜咲く国・ルネッサンス』 若衆S・フレディ・シャルル他
- 2004年9月 大阪松竹座『秋のおどり なにわ祭りファンタジー・愛抱きしめてジャンピング』 もみじの男S・半兵衛他
- 2004年9月 阿倍野区民ホール『闇の双璧』 安倍晴明
- 2004年11月 世界館杮おとし『BRILLIANT∞』
- 2005年4月 大阪松竹座『春のおどり 平安レジェンド・ダンシングフォーリーズ!』 芦屋道満・ガイS他
- 2005年4月 世界館『Show Time』 ディック ※主演
- 2005年6月 世界館『Club TAXEDO』 トミー
- 2005年8月 アピオ大阪『遥かなる空の果て・サンライズ』 ロイ他
- 2005年10月 世界館『愛の旋律』 ロベルト・シューマン ※主演
- 2005年12月~2006年2月 大阪松竹座・名古屋・東京『わが歌ブギウギ-笠置シヅ子物語-』 ユリー五十鈴 ※外部出演
- 2005年12月 和歌山市民会館『ショー・マスト・ゴー・オン!』 若衆S他
- 2006年4月 大阪松竹座『春のおどり 義経桜絵巻・ハッピー・ゲーム~人生は素晴らしいゲーム!~』 弁慶・ホセ他
- 2006年8月 アピオ大阪『華麗なるメヌエット-アマデウス伝説-・情熱のコンチェルト~協奏曲~』 モーツァルト 他 ※主演
- 2006年9月 大阪松竹座『秋のおどり MOVE ON!! なにわ祭り抄 躍る道頓堀・BE ON THE ROADE』 男S・死神ハデス他
- 2006年10月 武生菊人形公演『秋のコンチェルト』 ※主演
- 2006年11月 世界館『フェアリーボイスVol.2 November Jam』
- 2007年2月 なら100年会館『Rhythm & Dance』 ※主演
- 2007年3月 よみうり文化ホール『限りない世界』 ※外部出演
- 2007年4月 大阪松竹座『春のおどり~桜咲く国2007・輝く未来へ~・桜・舞・橋 桜ファンタジア』 鳳凰S・ボーイS他
- 2007年7月 いかるがホール『桜花昇オンステージ SING A SONG』 ※主演
- 2007年8月 IMPホール『真田幸村~夢・燃ゆる~』 真田幸村 ※主演
- 2007年9月 世界館『ス・ワンダフル~ジョージ・ガーシュイン物語~』 ジョージ・ガーシュイン ※主演
- 2007年11月 京都南座『NewOSK レビュー in KYOTO 源氏千年夢絵巻 ロマンス・シャイニングOSKベストセレクション』 光源氏 ※主演
トップスター時代
[編集]- 2008年4月 大阪松竹座『春のおどり お祝い道中~浪花ともあれ桜花爛漫・DreamStep』トップ披露公演 浪花男・炎の男S他
- 2008年6月 高石アプラホール『OSK REVUE SHOW』
- 2008年7月 京都南座『レビュー in KYOTO Ⅱ 源氏千年夢絵巻 輪舞曲 ~薫と浮船~・ミレニアム・ドリーム』 薫大将
- 2008年12月 いかるがホール『桜花昇ぼるオンステージ SONG for you』
- 2009年3月 大阪松竹座『春のおどり 桜彦翔る・RUN & RUN』 桜彦
- 2009年7月 京都南座『レビュー in KYOTO Ⅲ さくら颱風 真夏の京も桜満開・DREAMS COME TRUE!』
- 2009年7月 いかるがホール『桜花昇ぼるオンステージ SONG for you』
- 2009年8月 一心寺シアター『Dream Again!』 竜崎慎之介
- 2009年9月 世界館『STAR★MINE』 シャーロック・ホムズン
- 2009年10月 大阪城公園『真田幸村~夢・燃ゆる~』 真田幸村 ※主演
- 2009年12月 ホテルアウィーナ大阪 創立40周年記念 OSK日本歌劇団クリスマスディナーショー
- 2010年1月 サンケイホールブリーゼ『YUKIMURAー我が心 炎の如くー/Burning Heart』
- 2010年2月 いかるがホール『聖徳太子絵巻』- 聖徳太子役
- 2010年4月 大阪松竹座『桜彦 翔る!エピソードⅡ~黄泉へ 桜ふたたび~/JUMPING TOMORROW!』- 桜彦役
- 2010年5月 道頓堀ZAZA『OSK日本歌劇団 OG公演 ルート66 「What a Wonderful World~The dreams come true story~」』 *友情出演
- 2010年7月 京都南座『レビュー in KYOTO Ⅳ みやこ浪漫~RYOMA~/Dancing Rhapsody』
- 2010年7月 上海国際博覧会日本館イベントステージ『夢の旅人NAKAMARO』- 仲麻呂役
- 2010年9月 たかいし市民文化会館『「Shining Parade」シャイニング・パレード』
- 2010年10 - 11月 たけふ菊人形『龍馬の夢 /Love Force』
- 2010年12月 大阪国際交流センター『女帝を愛した男~ポチョムキンとエカテリーナ~』
- 2011年1月 いかるがホール『SONG FOR YOU 2011』
- 2011年4月 大阪松竹座『春のおどり ~繚乱~ さくら 桜 サクラ/STARS LEGEND ~DANCE DANCE DANCE~』
- 2011年5月 一心寺シアター倶楽『真田幸村 ~夢・燃ゆる~』
- 2011年7月 京都南座『虹のおどり 安土ロマネスク ~チョウサ ヤレヤレ チョウヤレ マッセ~/MIDSUMMER STEP ダンシング・ファンタジー ~リズム饗宴~』
- 2011年9月 たかいし市民文化会館『シャイニング・パレード2011』
- 2011年10 - 11月 たけふ菊人形『戦国の絆/Passionne'』
- 2011年11月 九度山文化スポーツセンター『真田幸村 ~夢燃ゆる~』
- 2012年1月 大阪ドーンセンター『ADDIO(アッディーオ)/Dance of Joy』
- 2012年1月 いかるがホール『SONG FOR YOU 2012』
- 2012年2月 三越劇場『ADDIO(アッディーオ)/Dance of Joy』
- 2012年4月 大阪松竹座『レビュー春のおどり 桜舞う九重に ~浪花の春にいざ舞わん~/GLORIOUS OSK ~リズム・コレクション~』
- 2012年7月 京都南座『レビュー in Kyoto ラブ・メルヘン シンデレラ・パリ/グラン・ジュテ ~今・私たちは跳ぶ~』
- 2012年9月 三越劇場・大丸心斎橋劇場『レビュー The JUJU ~Bliss~』
- 2012年11月 たかいし市民文化会館『SECRET!/OSK SHOW in Appla-hall』
- 2013年2月 なんばHatch『熱烈歌劇2013 ~歌劇のススメ~』
- 2013年4月 日生劇場・大阪松竹座『春のおどり 桜咲く国 桜絵草紙/Catch a Chance Catch a Dream』
- 2013年6月 大丸心斎橋劇場『MOUSTACHE/ファム・ファタール』
- 2013年8月 京都南座『レビュー in Kyoto OSKミュージカル「Love Traveler~幻の蝶を追って~」/レビューアドベンチャー「ネクステージ~夢を叶えるSong&Dance~」』
- 2013年10 - 11月、たけふ菊人形『武生の鼓太郎~愛と友情のレジスタンス~/Wrapping! Clapping!』
- 2013年12月 高槻現代劇場『義の人~高山右近伝~/Wrapping! Clapping!』
- 2014年1月 たかいし市民文化会館『羽衣天女伝説~愛は時代を超えて~/Wrapping! Clapping!』
- 2014年1月 いかるがホール『SONG FOR YOU 2014』
- 2014年5月 大阪松竹座『レビュー春のおどり 桜花抄/Au Soleil ~太陽に向かって』
- 2014年8月 新橋演舞場『レビュー夏のおどり 桜花抄/Au Soleil ~太陽に向かって』 退団公演[10]
OSK日本歌劇団退団後
[編集]- 2015年1月 人情活劇ミュージカル『蝶子と吉治郎の家』
- 2015年5月 『大阪城パラディオン - 将星☆真田幸村 -』 真田幸村 役
- 2016年3月 日本喜劇人協会VS道頓堀人情歌劇 第一部:道頓堀人情歌劇「蝶子と吉治郎の家」(三越劇場) [11]
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “旭堂南桜”. 大阪講談協会 official site. 2024年10月2日閲覧。
- ^ a b c d “OSKトップスター 桜花昇に聞く”. 産経新聞. (2008年4月5日) 2024年10月2日閲覧。
- ^ “幾多の危機乗り越えて OSK日本歌劇団100年 元トップ3人語る”. asahi.com. 朝日新聞社 (2022年2月7日). 2024年10月2日閲覧。
- ^ “元OSK桜花昇ぼる、元宝塚真琴つばさと夢の共演”. 日刊スポーツ. (2016年9月12日) 2024年10月2日閲覧。
- ^ “OSK新たな門出 団結の「春のおどり」”. 産経新聞. (2008年2月26日) 2024年10月2日閲覧。
- ^ “「言葉だけで映像みせられる話し手に」 講談師に転身した元OSKトップスター・桜花昇ぼるさん(上)”. 産経新聞. (2015年5月9日) 2024年10月2日閲覧。
- ^ “OSKトップスターの桜花昇ぼるさん、大阪にさよなら”. 朝日新聞. (2014年5月25日) 2014年12月18日閲覧。
- ^ “人情活劇ミュージカル『蝶子と吉治郎の家』記者発表会レポート”. おけぴ (2014年11月27日). 2014年12月18日閲覧。
- ^ “桜花昇ぼるさんが講談師に 前OSK男役トップスター”. 47NEWS. (2015年2月4日). オリジナルの2015年2月4日時点におけるアーカイブ。
- ^ “【桜花昇ぼる】激動のOSKで咲かせた大輪の花”. 夕刊フジ. (2014年7月31日) 2024年10月2日閲覧。
- ^ “東京と関西の笑いが三越劇場で衝突!西川忠志が夫婦愛を描いた人情歌劇に挑戦”. ステージナタリー (2016年2月17日). 2016年2月17日閲覧。
外部リンク
[編集]- 桜花昇ぼる - ウェイバックマシン(2016年11月23日アーカイブ分) - バニラ モデルマネージメント
- 桜花昇ぼるオフィシャルブログ「桜花昇ぼるの Noboroom」 - Ameba Blog
- 桜花昇ぼるオフィシャルブログ「桜花昇ぼるのNoboroom」 - Ameba Blog(2015年9月24日 - 2017年6月5日)
- 桜花昇ぼる (@noboru2013l) - X(旧Twitter)