東部山岳州 (パプアニューギニア)
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東部山岳州 (とうぶさんがくしゅう、Eastern Highlands Province)は、パプアニューギニアのニューギニア島東部の山岳地方に位置する州である。 州都はゴロカ。 州の面積は11,200 km²。人口は57万9826人(2011年国勢調査)[1]。
地形
[編集]ごつごつした山地と広い谷から成り立っている。マーカム谷とラム谷には川岸の低地も存在する。州には2つの高い山があり、標高3686mのテーブルトップ山はKratke山脈に、3750mのミカエル山はビスマーク山脈にそれぞれ位置している。
住民
[編集]民族
[編集]言語
[編集]約20言語が使用されている。以下は地区(District)ごとの内訳である。
- ゴロカ地区 - ベナベナ語、シアネ語、ガフク・アサロ語(Gahuku-Asaro; 別名: Alekano語)、ヤガリア語[2]
- Henganofi (en) - カマノ語(別名: Kamano-Kafe語)[2]
- カイナントゥ地区 - カマノ語、アガラビ語、ガドスプ語、タイロラ語、アワ語、ビヌマリエン語[2]
- Lufa (en) - チュアヴェ語[2]
- Obura-Wonenara (en) - タイロラ語、シンバリ語[2]
- オカパ地区 - フォレ語、ギミ語(別名: Labogai語)、アウヤナ語(Auyana; 別名: Awiyaana語)、アワ語、ウサルファ語[2]
また、地区は不明であるが当該州で話されている事が確認されている言語には以下のものが存在する。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- Lewis, M. Paul; Simons, Gary F.; Fennig, Charles D., eds. (2015). Ethnologue: Languages of the World (18th ed.). Dallas, Texas: SIL International.