スティーヴン・ミリオン
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スティーヴン・ミリオン Stephen Mirrione | |||||||||||||||||
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生年月日 | 1969年2月17日(55歳) | ||||||||||||||||
出生地 | アメリカ合衆国 カリフォルニア州サンタクララ郡 | ||||||||||||||||
職業 | 編集技師 | ||||||||||||||||
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スティーヴン・ミリオン(Stephen Mirrione, 1969年2月17日)は、アメリカ合衆国の編集技師である。『トラフィック』(2000年)でアカデミー編集賞を受賞した。
生い立ち
[編集]カリフォルニア州サンタクララ郡で生まれる。ベラミン大学進学予備校を経てカリフォルニア大学サンタクルーズ校に通い、1991年に学士号を得た[1]。
キャリア
[編集]ロサンゼルスに移り、南カリフォニア大学映画芸術学部の院生だったダグ・リーマンと共に活動を始めた。ミリオンはリーマンの映画『キル・ミー・テンダー』(1994年)、『スウィンガーズ』(1996年)、『go』(1999年)を編集した[2]。
他にスティーヴン・ソダーバーグ監督作品にも頻繁に参加する。2人はソダーバーグが『go』のオープニングに出席したときに出会い、1年後に『トラフィック』(2000年)の編集を頼まれ[2]、それによってミリオンはアカデミー編集賞を受賞した。ソダーバーグ作品では他に『オーシャンズ11』(2001年)、『オーシャンズ12』(2004年)、『オーシャンズ13』(2007年)、『インフォーマント!』を編集している。
2006年にアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の『バベル』を編集し、再びアカデミー編集賞にノミネートされた。
アメリカ映画編集者協会の会員である[3]。
作品
[編集]- キル・ミー・テンダー Getting In (1994)
- スウィンガーズ Swingers (1996)
- Clockwatchers (1997)
- go Go (1999)
- トラフィック Traffic (2000)
- Thirteen Conversations About One Thing (2001)
- オーシャンズ11 Ocean's Eleven (2001)
- コンフェッション Confessions of a Dangerous Mind (2002)
- 21グラム 21 Grams (2003)
- クリミナル Criminal (2004)
- オーシャンズ12 Ocean's Twelve (2004)
- グッドナイト&グッドラック Good Night, and Good Luck (2005)
- バベル Babel (2006)
- オーシャンズ13 Ocean's Thirteen (2007)
- かけひきは、恋のはじまり Leatherheads (2008)
- インフォーマント! The Informant! (2009)
- BIUTIFUL ビューティフル Biutiful (2010)
- コンテイジョン Contagion (2011)
- スーパー・チューズデー 〜正義を売った日〜 The Ides of March (2011)
- ハンガー・ゲーム The Hunger Games (2012)
- ミケランジェロ・プロジェクト The Monuments Men (2014)
- バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) Birdman or (The Unexpected Virtue of Ignorance) (2014)
- レヴェナント: 蘇えりし者 The Revenant (2015)
- サバービコン 仮面を被った街 Suburbicon (2017)
- ミッドナイト・スカイ The Midnight Sky (2020)
受賞・ノミネート
[編集]賞 | 年 | 部門 | 作品名 | 結果 | 備考 |
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アカデミー賞 | 2000年 | 編集賞 | トラフィック | 受賞 | |
2006年 | バベル | ノミネート | ダグラス・クライズと共同 | ||
2015年 | レヴェナント:蘇えりし者 | ノミネート | |||
アメリカ映画編集者協会賞 | 2000年 | 長編映画編集賞 (ドラマ部門) |
トラフィック | ノミネート | |
2005年 | グッドナイト&グッドラック | ノミネート | |||
2006年 | バベル | 受賞 | ダグラス・クライズと共同 セルマ・スクーンメイカー(『ディパーテッド』)とタイ | ||
英国アカデミー賞 | 2000年 | 編集賞 | トラフィック | ノミネート | |
2003年 | 21グラム | ノミネート | |||
2005年 | グッドナイト&グッドラック | ノミネート | |||
2006年 | バベル | ノミネート | ダグラス・クライズと共同 | ||
カンヌ国際映画祭 | 2006年[4] | 技術貢献賞 | バベル | 受賞 | 編集に対して |
サンディエゴ映画批評家協会賞 | 2002年 | 編集賞 | Thirteen Conversations About One Thing | 受賞 | |
ゴヤ賞 | 2010年 | 編集賞 | BIUTIFUL ビューティフル | ノミネート |
参考文献
[編集]- ^ Bellarmine College Preparatory Connections, Fall 2005 issue. Online version retrieved Jan. 8, 2008.
- ^ a b Newman, John (2001). "Academy Award winner and former UCSC student Stephen Mirrione returns to campus," UC Santa Cruz Currents, May 28, 2001. Online version retrieved Jan. 7, 2008.
- ^ “American Cinema Editors - Members”. American Cinema Editors. 2008年1月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年8月15日閲覧。
- ^ “Festival de Cannes: Babel”. festival-cannes.com. 2009年12月13日閲覧。