龍岩浦事件 (りゅうがんぽじけん) とは、1903年5月に帝政ロシアが朝鮮(大韓帝国)の鴨緑江の森林伐採権を悪用して、ロシア軍を鴨緑江河口の龍岩浦(現在の朝鮮民主主義人民共和国平安北道龍川郡)に駐屯せしめ、軍事基地を設置しようとした事件である。龍巌浦事件とも言う。この事件は日露戦争の引き金となった。