黄金の床几(おうごんのしょうぎ、英語: Golden Stool, トウィ語: Sika 'dwa)は、の王家が保有する神聖な玉座であり、「民族統合の象徴」である。伝説によれば、アサンテ連合を作った2人のうちのひとりである神官オコンフォ・アノキェが空から床几を出してきて初代の国王オセイ・トゥトゥの膝におろしたという。この種の床几は伝統的に族長の指導権を象徴するものであるが、黄金の床几は生ける者、死せる者、いまだ生まれぬ者を含めたアシャンティ王国の人々すべての魂が住まうと信じられている。