『鳥辺野心中』(とりべのしんじゅう)は、日本の作家である花房観音によるホラー小説。 単行本は、2015年4月16日に光文社より書き下ろしで刊行された。装丁は、高林昭太が出がけている。ライターの朝宮運河は、「教え子に翻弄される中学教師の話で、これまた恐ろしい」と評している。著者の花房は、「怖い話にするつもりはなかったが、結局怖い話になった」「主人公の男性教師には、実はモデルになる知人がいる。常識でこり固まった男に、破滅する快楽を味わわせてやろうと思って書いた」と語っている。