階上郡(しなのえのこおり、しなのえぐん)は、8世紀に日本の陸奥国にあった郡である。旧仮名遣いで「しなのへのこほり」、「しなのへぐん」。しながみと読む説もある。郡司をおかない権郡として設けられたが、785年に正規の郡に昇格した。国府所在地の多賀城周辺にあったが、その位置は不明。廃止年も不明である。