鄢・郢の戦い(えん・えいのたたかい)は、紀元前279年から紀元前278年に秦の将軍白起が楚を攻め、楚の国都郢(現在の湖北省荊州市荊州区)を落とした戦い。楚の洞庭湖の周囲の水沢地帯、長江の南や北の安陸(現在の湖北省孝感市安陸市・雲夢県一帯)にいたるまでの広大な土地を奪取した。この戦いで楚の国力は大損した。