赤外線銀河(せきがいせんぎんが、infrared galaxy)とは、銀河の内部からのエネルギーにより銀河の星間ガスや塵が暖められ、それが赤外線を強く再放射している銀河である。エネルギーのほとんどを赤外線で放射しており、赤外線(8-1000μm)の光度(luminosity)が太陽の1011倍(しばしば1011と表記される)以上のものを高光度赤外線銀河(LIRG)といい、1012倍以上のものは特に超高光度赤外線銀河(ULIRG、ultra luminous infrared galaxy)と呼ばれる。1013倍以上のものをHLIGR又はHyLIGと呼ぶ。赤外線銀河は星や銀河の生成・発達と密接に関係があると考えられている。