豊島事件(としまじけん)とは、朝鮮民主主義人民共和国によるスパイ事件。1977年(昭和52年)4月6日摘発(検挙)。1972年(昭和47年)、京都府下の海岸から不法入国した北朝鮮工作員のは在日韓国・朝鮮人を工作員として獲得したうえで、その居宅に住み、他人名義の外国人登録証に自分の写真を貼付して「なりすまし」をし、工作活動に従事していた。しかし、大韓民国(韓国)の軍事情報を入手するなどの任務遂行が行きづまって転向し、警視庁に自首した。