神国思想(しんこくしそう)とは、自国を神の国(神国)とする思想で、選民思想の一種である。神政政治が発生した地域ではいずれもみられる思想だが、特に日本においては、 1. * 神々の加護の下にある国 2. * 天照大神の神孫たる天皇の統治する国 という以上の二つの意味に分かれる。なお、古代には1番目の意味しか持たず「神国」という語自体もあまり用いられなかった。