矢十字党(やじゅうじとう、ハンガリー語: Nyilaskeresztes Párt-Hungarista Mozgalom、略称:NYKP)は、1939年から1945年まで存在した、ハンガリー王国の極右政党である。 サーラシ・フェレンツが指導する反ユダヤ的な(Hungarizmus)を掲げた民族主義政党で、ナチス・ドイツの支援を得て1944年10月15日から1945年1月までハンガリーを統治した。この短期間に多くの女性や子供、老人を含むユダヤ人8万人が、ハンガリーから収容所に送られた。戦後、サーラシら矢十字党の指導者は、ハンガリーの法廷で戦犯として裁かれた。