毘曇部(びどんぶ)とは、大正新脩大蔵経において、部派仏教、より具体的には「説一切有部」の論書(アビダルマ, 阿毘達磨, 毘曇)をまとめた領域のこと。 『六足論』『発智論』『大毘婆沙論』『倶舎論』『順正理論』などが含まれる。 第13番目の部であり、収録されている経典ナンバーは1536から1563まで。巻数では26巻(後半)から29巻までに相当する。