権威主義(けんいしゅぎ、英語: Authoritarianism、ドイツ語: Autotarismus)とは、権威をたてにとって思考・行動したり、権威に対して盲目的に服従したりする個人や社会組織の態度を指す。政治学においては、権力を元首または政治組織が独占して統治を行う政治思想や政治体制のことである。 全体主義よりも穏健な体制、あるいは非民主主義の総称として独裁政治・専制政治・神権政治を含めた用語として使用されている。権威主義的な統治の下では、国や地域における政治権力が一人または複数の指導者に集中しており、その指導者は典型的には選挙されず、排他的で責任を負わない恣意的な権力を持つ。