日活ロマンポルノ事件(にっかつロマンポルノじけん)とは、1972年(昭和47年)に日本映画界の自主統制機関である映画倫理委員会が審査した成人映画が、刑法の猥褻図画公然陳列罪容疑で起訴され、日活ロマンポルノが『芸術か猥褻か』が裁判で問われ、刑事訴訟に発展した事件である。起訴された被告は、全員無罪が確定した。「日活・ロマンポルノ事件」「日活ロマンポルノ裁判」とも言われる。