悪魔ちゃん命名騒動(あくまちゃんめいめいそうどう)は、実子に「悪魔」と命名しようとしたところ、その命名を不適切であるとして行政が受理を拒否したことにより起こった騒動である。その受理手続きの完成を求めた申し立ては、いわゆる「親の命名権」に関する1つの基準、問題提起としてほとんど最初の重要な審判例とされており、児童虐待が社会問題となった際には親権の在り方や親子と国家との関係性を考える上での検討材料の1つとされた。「悪魔ちゃん騒動」「悪魔ちゃん事件」とも。