患者搬送車(かんじゃはんそうしゃ)は、病気や負傷などのうち、緊急性の低い患者(一部例外あり。詳細は後述)を搬送するための設備を有する車両で、「福祉改造車両」に分類される。 車体に青色の身体障害者ピクトグラム(国際シンボルマークの「車いすマーク」)が貼ってある場合もある。 患者搬送車は一般車両となるので、救急車と異なり、赤色灯やサイレンを鳴らして単独での緊急走行は許されない。 患者を搬送するための設備は様々で、軽症の車イス患者を乗せるためのスロープが車両後部に付いている「軽乗用車タイプ」をはじめ、寝たきりの患者をストレッチャーごと積載できる「ワゴン車タイプ」まで、いろいろなものがある。