市橋 政信(いちはし まさのぶ)は、近江仁正寺藩の第2代藩主。仁正寺藩市橋家3代。 初代藩主・市橋長政の長男。母は小山田茂誠の娘。 元和9年(1623年)10月5日、江戸で生まれる。幼名は兵吉。寛永6年(1629年)12月、将軍徳川家光にお目見えする。慶安元年(1648年)6月14日、父が死去したため跡を継ぐ。このとき、弟のに近江国蒲生郡内で4,000石(または1,000石)を分与した。同年12月晦日、従五位下下総守に叙任する。駿府城の加番や京都警護などを務めている。 元禄17年(1704年)1月1日、82歳で死去し、跡を甥で養嗣子の信直が継いだ。