「巫女の予言」(みこのよげん、古ノルド語: Vǫluspá、Vǫlspá、Vǫlospá、ヴォルスパー、アイスランド語: Völuspá、ヴェルスパー)とは、『古エッダ』の最初に置かれているエッダ詩の中でも最もよく知られた一節である。 巫女ヴォルヴァがオーディンに語りかけるという形で、世界の創造から終末の到来、世界の再生までを語る。北欧神話を研究する上で最も重要な資料の一つとみなされている。 この詩は『スノッリのエッダ』に一部が引用されているほか、その全体が『王の写本』と『ハウクスボーク』の中に残されていた。『王の写本』では63聯の古韻律詩から成っている。