山辺 安之助(やまべ やすのすけ(やまのべ、とする場合も)、1867年(慶応3年) - 1923年(大正12年)7月9日)は、白瀬矗の南極探検隊に樺太犬の犬ぞり担当として参加した樺太アイヌ。アイヌ名「ヤヨマネクㇷ」(Yayomanekuh)。樺太アイヌの指導者として、集落の近代化や、子どもたちへの教育に尽力した。著書に『あいぬ物語』(樺太アイヌ語による口述を金田一京助が筆記)。口承文芸の語り手としてもヤシノスケ(Jasinoske)という名前で、ポーランド人の民族学者ブロニスワフ・ピウスツキに説話を語っており、その説話はMaterials for the Study of the Ainu Language and Folklore (Cracow, 1912)に収録されている(21~23話)。 また、2020年に直木賞を受賞した川越宗一の歴史小説『熱源』は、山辺を主人公としている。

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  • 山辺 安之助(やまべ やすのすけ(やまのべ、とする場合も)、1867年(慶応3年) - 1923年(大正12年)7月9日)は、白瀬矗の南極探検隊に樺太犬の犬ぞり担当として参加した樺太アイヌ。アイヌ名「ヤヨマネクㇷ」(Yayomanekuh)。樺太アイヌの指導者として、集落の近代化や、子どもたちへの教育に尽力した。著書に『あいぬ物語』(樺太アイヌ語による口述を金田一京助が筆記)。口承文芸の語り手としてもヤシノスケ(Jasinoske)という名前で、ポーランド人の民族学者ブロニスワフ・ピウスツキに説話を語っており、その説話はMaterials for the Study of the Ainu Language and Folklore (Cracow, 1912)に収録されている(21~23話)。 また、2020年に直木賞を受賞した川越宗一の歴史小説『熱源』は、山辺を主人公としている。 (ja)
  • 山辺 安之助(やまべ やすのすけ(やまのべ、とする場合も)、1867年(慶応3年) - 1923年(大正12年)7月9日)は、白瀬矗の南極探検隊に樺太犬の犬ぞり担当として参加した樺太アイヌ。アイヌ名「ヤヨマネクㇷ」(Yayomanekuh)。樺太アイヌの指導者として、集落の近代化や、子どもたちへの教育に尽力した。著書に『あいぬ物語』(樺太アイヌ語による口述を金田一京助が筆記)。口承文芸の語り手としてもヤシノスケ(Jasinoske)という名前で、ポーランド人の民族学者ブロニスワフ・ピウスツキに説話を語っており、その説話はMaterials for the Study of the Ainu Language and Folklore (Cracow, 1912)に収録されている(21~23話)。 また、2020年に直木賞を受賞した川越宗一の歴史小説『熱源』は、山辺を主人公としている。 (ja)
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  • 山辺 安之助(やまべ やすのすけ(やまのべ、とする場合も)、1867年(慶応3年) - 1923年(大正12年)7月9日)は、白瀬矗の南極探検隊に樺太犬の犬ぞり担当として参加した樺太アイヌ。アイヌ名「ヤヨマネクㇷ」(Yayomanekuh)。樺太アイヌの指導者として、集落の近代化や、子どもたちへの教育に尽力した。著書に『あいぬ物語』(樺太アイヌ語による口述を金田一京助が筆記)。口承文芸の語り手としてもヤシノスケ(Jasinoske)という名前で、ポーランド人の民族学者ブロニスワフ・ピウスツキに説話を語っており、その説話はMaterials for the Study of the Ainu Language and Folklore (Cracow, 1912)に収録されている(21~23話)。 また、2020年に直木賞を受賞した川越宗一の歴史小説『熱源』は、山辺を主人公としている。 (ja)
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