山寺(朝鮮語: 산사、サンサ)は、主に統一新羅時代の頃から朝鮮半島南部の山中に築かれた僧院のことで、中には、現代でもなお仏教の信仰、修行、生活が一体化した空間として、宗教的実践の伝統が保たれている僧院もある。山寺は韓国に785か所現存するが、そのなかでも7世紀から9世紀に開かれたと伝わる7寺が代表的と見なされ、「山寺、韓国の山地僧院」の名で、UNESCOの世界遺産リストに登録されている。