就職氷河期(しゅうしょくひょうがき)は、日本においてバブル崩壊以降に就職難となった時期を指す。 就職氷河期に該当する世代は、1970年(昭和45年)から1982年(昭和57年)生まれや1970年(昭和45年)4月2日から1983年(昭和58年)4月1日までに生まれた1990年代半ばから2000年代前半に社会に出たり、2000年前後に大学を卒業した、2019年現在において40歳前後や30代後半から40代後半を迎える世代のこととされていて2021年時点では50歳以上の人も該当するケースがある。 リクルート社の就職雑誌『就職ジャーナル』1992年11月号で提唱された造語であり、バブル景気から一転して急落した就職難の厳しさを氷河期に例えたものである。この時期に新卒での就職が困難となった世代は就職氷河期世代と呼ばれ、のちに略して「」と呼ばれるようになった。 日本は以下の時期に、若年失業率が高まり10%台に突入した。 * 1999-2005年 (バブル崩壊、金融危機、ITバブル崩壊) * 2009-2010年 (リーマンショック) 1994年の第11回新語・流行語大賞では審査員特選造語賞を受賞した。