小区画水田(しょうくかくすいでん)は、弥生時代から古墳時代にかけての日本列島で造られた、非常に小さな区画からなる水田。1つの面積は100平方メートルに満たないか、特に極小のものでは5平方メートル程度しかないが、それらが数百、時に数千の数で集まることで広大な水田面が形成された。小区画水田の遺構は班田制・条里制水田が出現する以前の古代稲作の形態を示し、古墳時代には全国的に造られた。ミニ水田と言う形容もある。