大学生協(だいがくせいきょう)とは、職域による消費生活協同組合(生活協同組合)の一種で、主に学校(大学、短期大学、高等専門学校、専修学校(専門学校)、他に一部の大学共同利用機関と学術研究を担う独立行政法人も)の学生や教職員を組合員とするものである。また、北海道など周辺に店舗の少ない地域などでは、大学周辺の住民を組合員とできると定款で規定する大学生協もある。多くは、全国大学生活協同組合連合会に加盟する。大学生協連加盟生協では愛称として「ユニブコープ」(univ.coop) が用いられている。 歴史的には、1898年(明治31年)同志社の教員であった安部磯雄らにより教職員及び学生の共同購買組織として結成された学生消費組合が最初であるが、1年ほどで解散、1921年に同志社購買組合として復活する(同志社生活協同組合参照)。他の各大学に生協が設立されたのは、戦後に入ってからである。