垂直離着陸ロケット (すいちょくりちゃくりくロケット)とは、垂直に離着陸するロケットのことである。2016年現在、再使用型宇宙往還機を実現する技術として重点的に開発されている。ブルーオリジンとスペースXの両社は発射場への帰還 (RTLS) 任務の後に機体を回収する実証を行なっている。ブルーオリジン社のブルーオリジン・ニューシェパードは宇宙空間へ到達した試験飛行の後、地球上に垂直に着陸することに世界で初めて成功した。 また、スペースX社のファルコン9 20号機は商用の軌道ロケットを地上に垂直着陸させるという初めての記録を樹立した。 よく混同されるが、垂直離着陸ロケットはヘリコプター のような垂直離着陸機 ではない。