国民美術協会(こくみんびじゅつきょうかい)、ソシエテ・ナショナル・デ・ボザール (Société nationale des beaux-arts, SNBA) は、150年を超える歴史を持つフランスの美術団体。 1648年に設立された王立絵画彫刻アカデミーの流れをくみ、パリ万国博覧会を機にロダンらが現在に繋がる礎を築く。 フランス五大美術団体のなかで特にフランス具象派の流れを忠実に守り続けてきた。 このサロンは、フランス歴代大統領が後援する唯一の団体でもある。 1893年、黒田清輝が日本人として初入選、歴代会員には、マティス、藤田嗣治、横山大観など。